みんなのケータイ

 2月26日のニュース記事でも紹介している「mineo プリペイドパック」。発表の翌日には発売されていたため、Amazon.co.jpで試しに購入してみた。筆者が注文したケースでは、Amazonの大阪のセンターから発送され、配送業者は日本郵便だった。緩衝材を内蔵した封筒で届き、注文から二日後に自宅のポストに投函されていた。送料は無料で、支払った金額は3456円(税込)だ。

「mineo プリペイドパック」(左)

 発表時に案内されていたように、データ通信専用のプリペイドSIMらしく、利用までの手続きは簡素化されている。パッケージの購入も、ただ買うだけで、「eoID」などケイ・オプティコム独自の会員登録も不要だ(月額制に移行する場合は、移行時に必要になる)。

 届いたパッケージを開けると、必要な手順や最低限の設定方法が簡単に解説されている。開通手続きは、フリーダイヤルの「mineoプリペイドSIM開通センター」に電話をかける形。オペレーターとやりとりするわけではないので、24時間利用できる。内容は、音声ガイダンスに従って、パッケージに記載されているSIMカードの電話番号とパスコードを入力するだけ。パスコードを入力すると「開通しました」とアナウンスがながれ、すぐに電話は終わる。

パッケージの内容。必要な情報が簡潔にまとめられている
サイズはmicroSIM、nanoSIMの2種類。写真はnanoSIM

 その後は、パッケージやWebサイトで案内されているように、SIMカードをセットしたスマートフォンでネットワーク設定を行う。成功していれば、アンテナ表示のところにLTEと表示され、データ通信が利用できるようになっている。

 「mineo プリペイドパック」で利用できるデータ通信の容量は1GB。利用期限は開通日の翌月末日までだ。通信容量の残量や利用期限は、月額制のユーザーと同じような見た目の「mineo プリペイドマイページ」で確認が可能。このページから月額制への移行を申し込むことができ、通信容量が余っていれば引き継がれる。また、データ通信専用プランへの移行であればSIMカードの交換も不要だ。

 「mineo プリペイドパック」から月額制に移行すると、初期費用の3000円はかからないので、「mineo プリペイドパック」はSIMカードの初期費用+1GB、と考えることもできる。プリペイドパックだけで利用をやめてしまうと割高感は残るが、データ通信で月額制のmineoの利用を考えているなら、ムダの少ない「mineo プリペイドパック」を本契約の前に利用するのは、おすすめできる。お試し用と謳われているように、入学、入社シーズンを迎えるこれからの時期は重宝しそうだ。

LTEで通信が可能
「mineo プリペイドマイページ」で残量を確認
月額制のサービスに移行できる