GALAXY Tab用の外付けバッテリーがなかなか便利

2011年7月1日 06:00
(山根康宏)

 タブレット端末は本体サイズがスマートフォンより大きいため、搭載するバッテリーの容量も大きい。そのため一度の充電で数日は利用できる。特に3G回線をマメに切ってWi-Fiだけで使うとさらに長時間の利用が可能だ。GALAXY Tabも海外でWi-Fi環境だけで使っていると充電するのをついつい忘れてしまう。

 そんなわけで、朝にバッテリー残量を気にせずGALAXY Tabを持って外出してしまい、お昼くらいにバッテリーが切れてしまって出先で活用できなくなってしまった、なんてこともありがちだ。もちろん毎晩きちんと充電すればいいのだろうが、疲れて帰ってしまいそのまま熟睡してしまったなんてことも時にはあるのだ。なので電池の持つタブレットであっても、何らかの予備バッテリーは持っていたほうが安心と感じている。

 今ではエネループをはじめ、さまざまな外付けバッテリーが売られているので入手そのものは容易である。ところがGALAXY Tabの唯一の困った点がUSBケーブルが専用品であること。万が一ケーブルを紛失したり忘れてしまうと充電できないのだ。これがiPadならiPhoneとケーブルは共用なので回りにだれか持っているか、あるいは海外でも街中のお店で入手することもできる。一方GALAXY Tabの予備ケーブルを手軽に買える国って、海外ではまだ韓国くらいだろう。

 ということでGALAXY Tabをとことん活用するなら専用バッテリーがあれば便利なのだが、やっぱり探したらありました。さすがはGALAXY Tabの母国である韓国、Anymodeが販売する外付けバッテリーはGALAXY Tabの専用ケーブルが直付けされた専用のスティックタイプ。容量は1300mA。これなら場所もとらずにカバンの中にいつでも収納しておき、いざって時に使えそうだ。

 しかもGALAXY Tabを使いながら充電できるように、このバッテリーを装着できる専用ケースまで販売されている。スマートフォンなら本体ケース型のバッテリーが売られているが、タブレットも同じような形状にするとサイズがとても大きくなってしまう。このブックカバータイプの本体ケースの背表紙部分にスティックバッテリーを装着できるアイディアはなかなか優れているんじゃないだろうか。他社のタブレットでも、似たようなバッテリー内蔵ブック型ケースが出てくると便利かもしれない。海外メーカーのスマートフォンやタブレットが増える中、アクセサリー類も海外で販売されているものに面白いアイディアが潜んでいるものだ。