ながら読みしたい「TSUTAYA GALAPAGOS」
TSUTAYA GALAPAGOS |
REGZA Phoneを使って今でもちょこちょこと電子書籍を楽しんでいる私ですが、シャープ製スマートフォンに限定されていた電子書籍サービス「TSUTAYA GAPALAGOS」が他社製スマートフォンでも利用できるようになったとのことで、どんなサービスなのかさっそく使ってみました。
他の電子書籍サービスと一線を画し、専用の端末まで発売するほど力の入ったサービスだっただけに期待も大きかったのですが、使い勝手でいうと正直残念。基本的な設計として「ながら読み」が許されておらず、読書している最中に他のアプリを開くとアプリのトップページまで戻ってしまうため、「軽くTwitterやサイトをチェックしてから読書を再開」なんてときはきちんとしおりを設定し、トップページから書籍を選んでしおりを選んで……、という手間がかかってしまいます。
本棚にならんだ画像がギャラリーにも表示される |
また、アプリのトップには新着やおすすめの書籍が表示されるのですが、この画像はどうやら端末へダウンロードしているらしく、microSDカード内に保存した画像をすべて表示する仕組みになっているREGZA Phoneのギャラリーでは、カメラの写真にまぎれて書籍の画像も表示されてしまいます。本体内に保存することでアクセスを軽く、ということだと思いますが、ギャラリーをあとで閲覧するときに余計なファイルがあると操作性も落ちるので、せめて設定でオンにした人はギャラリーに保存できます、として欲しいところ。
電子書籍自体はとても軽く、タッチ操作ですいすい読んでいけて快適なだけに、いったん読書を始めたら他のことはできないというのが残念。とはいえまだシャープ製端末以外に開放されたばかりですし、他のスマートフォンで使ったフィードバックをこれから集めて機能改善が進むことを期待したいところです。