海外旅行中、GALAXY Tabでよく使うアプリ

2011年4月28日 06:00
(山根康宏)

 今回は海外にGALAXY Tab SC-01Cを持って行く際、筆者が使う「必須」アプリを紹介しよう。例えば通貨換算や洋服のサイズ変換アプリは海外で買い物をする際はとても便利。現地で急に着替えが必要になってお店に入ったらインチ表示で困った、なんてこともあるので入れておくといいだろう。最近のガイドブックはサイズ変換表が出ているものが多いので、それを片手にSC-01Cの電卓で計算してもいい。何でもスマートフォンやタブレットで済まそうとするのではなく、ガイドブックも積極的に併用したほうが海外旅行は楽しいものになると思う。

 さて、よく使うアプリはそれこそ何本もあるのだが、中でも実は一番使っているのが手書きメモアプリだ。用途はほとんどが現地の人との筆談用。タブレットは画面サイズが大きいので、手書きの筆談用にも使いやすい。値段交渉はもちろん、お店の名前やら目的地の場所を教えてもらうときにメモ用紙とペンが見つからなくてもSC-01Cの画面上に指先で文字や図を自由に書いてもらうことができる。

 手書きメモアプリは種類がたくさんあるが筆者が使っているのは「DrawNoteK」。起動すると画面全体が白いノートとなりすぐに手書きできるというシンプルな操作が使いやすい。機能はすべてメニューボタンから呼び出しだが保存も1タッチ、画面を真っ白にするのもワンタッチと簡単。韓国に行った時はタクシーの運転手に、ガイドブックに書いてある目的地のハングル文字を手書きで書いてよく見せて使っている。

 また、本体内の画像を呼び出してその上に手書きすることもできる。筆者はGoogleマップで地図を表示してそのスクリーンキャプチャを撮り、それをDrawNoteKで読み込んで地図上にメモ書きするなんて使い方をよくやっている。手書きメモアプリは海外では「メモ用紙として筆談用に使う」だけと割り切ってしまえばよいので、何でもいいから1つ入れておくと便利だ。

 そして、世界中の各都市の地下鉄路線図を見ることができる「aMate」も便利だ。アプリを起動後、国一覧から国>都市と選び、その都市の路線図をSC-01C本体内にダウンロードして使う。路線図のダウンロードにはパケット代がかかるので日本出発前に訪問都市のものを落としておくといい。地下鉄以外の情報が出ていないものの、乗車中に乗り換えルートを考えるときなどは結構使える。海外の都市によっては全体の路線図の掲示が車内にされていないこともあるので有用だ。

 普段でも暇があれば適当な都市の地下鉄路線図を落として「こんな都市にも地下鉄があるのか」「路線多いなぁ」なんて楽しみ方もしている。aMateは英語版だが国と都市を選ぶくらいなので使い方は簡単。欲を言えば路線図には現地語版も用意してくれるといいのだけど、世界中を網羅することを考えるとそれはちょっと難しいだろうか。もちろん日本の各都市の地下鉄路線図も用意されている。海外旅行好きな人にもオススメだ。