そろそろ2台持ちをやめようかな、と思っているのだけど……

2010年5月27日 06:00
(白根雅彦)

 わたしは2年前のiPhone 3G発売以来、ジーンズの左前ポケットにiPhone(現在は3GS)、右前ポケットに普通のケータイ(auのW62CA)、という2台持ち体制を続けてきた。しかし最近、iPhoneの1台持ち体制に移行しようかな、と試行錯誤を開始してみた。空いた右前ポケットには日替わりでほかのケータイを入れてもいいし、小さなデジカメを持ち運ぶこともできる。探知機的なものを持ち歩いて油田を発見し、大金持ちになれるかもしれない。ほんの小さなポケットだが、夢は広がるばかりだ。

 W62CAはおサイフケータイとしてもガッツリ使っているが、実はカード2枚くらいで代用できてしまう。電子マネーのオンラインチャージには対応しないが、Suicaはオートチャージがあるし、Edyはパソコンでチャージが可能だ。それほど大きな不便はないだろう。

 しかし問題は電話番号だ。わたしは元々auユーザーだったので、人に教えている電話番号はau回線のものだ。これをどうにかしないと、iPhoneの1台持ち体制には移行できない。

 一番シンプルな解決方法は、MNPをすることだ。しかし、わたしのau回線とiPhone回線には、ともに2011年7月までの期間拘束契約(誰でも割とiPhone for everybody)があり、途中解約には2回線分の1万9950円が必要になる。そしてiPhoneも解約してしまうと、残った月月割(1920円×15回分)も消えてしまう。

 そこで、とりあえず回線契約はそのままにして、au回線にかかってきた電話は「着信転送サービス」でiPhoneに転送するように設定してみた。

 自動転送には、au回線で通話料がかかるが、そこは無料通話分を使うことができる。わたしの場合、仕事でもメールが主な連絡手段なので、プランSSシンプルの無料通話分980円でそれほど不足もなさそうだ。プライベートでも電話をかけてくる友人はほとんどいないので問題ない。あれ、なんか涙が出そうになってきた。

 とりあえず、このまましばらくiPhone 1台持ちで不便がないか、様子を見ようかと思う。もともと仕事のために全キャリア1回線ずつは保有しているので、au回線を契約し続けること自体は問題にならない。あるいはこのまま関係者に「電話番号が変わりました!」と知らせ、iPhoneの電話番号をメインにしてしまっても良い。

 また、良いタイミングで次期iPhoneが発売されれば、そこでMNPすることで、新しい月月割を始める手もあるかなぁ、と考えている。ただし、どんな条件でiPhoneが販売されるか、そもそも新型iPhoneが登場するかもわからないので、ここはなんとも計画を立てづらいところだ。本当はSIMロックフリーのiPhoneも選べるようになるとよいのだけど、難しいかなぁ。