BlackBerry Boldとの初対面

2010年4月23日 06:00
(瀬川あずさ)

 前回までauのワンセグスライド、SA001についてレポートしていましたが、今回よりスマートフォン「BlackBerry Bold」について執筆することになりました。私にとっては、iPhoneに続き2台目のスマートフォン体験になるわけですが、周囲にユーザーが多く親近感のあるiPhoneに比べ、BlackBerryは未知の端末。外資系企業にお勤めのエリートビジネスマンが両手でカチャカチャいじっているイメージしかありません。オバマ大統領ご愛用との話は聞くものの、まして20代女子が携えている姿を見たことなんて皆無。そんな代物を私が使いこなせるのでしょうか……。といった不安を抱きつつも、デキるビジネスウーマンを目指すため、前向きに習得していきたいと思います。

 そんな訳でまずはBlackBerryと仲良くなるべく、手にとっていろいろ触ってみました。

 まずは外観チェック。嬉しいことに今回のBlackBerry Boldのカラーは1万台限定発売のホワイトで、ちょっとミーハー心がくすぐられます。デザインは極めてシンプル。リアカバーはレザーのような手触りで、なかなか高級感があります。画面は、480×320ドットの高精細液晶ディスプレイとなっており、待受に出てきた写真もリアルかつ鮮明です。

 キーボードの上部にはトラックボールが設置されていて、これを上下左右に動かしながらアイコンを選んでいくのですが、その動きも軽やかで爽快。何だか次第にBlackBerryに惹き込まれていくような……。

 しかし、キーボードに触れたとき、ちょっとした危機感が私を襲ってきました。なんて小さいキーボード! パソコンの配列と同じフルキーボードなのは良いのですが、一つひとつのキーの面積が本当に小さいのです。不器用な私がこれらをテンポ良く押していくのは至難の業のはず……。さらには長い爪も足をひっぱりそうです。

 そんな不安が再び頭をよぎりましたが、ここまで来たらもう慣れるしかありません。気を取り直して、とりあえずカレンダーに幾つか予定を打ち込んでみました。すると……予想以上にスピーディーに文字の打ち込みができるようになってきたのです。このキーの配列はとにかく素敵。パソコンで文字を打つ感覚でサクサクと打ち込めるので、実はとても使いやすかったのですね。

 BlackBerryとの距離がようやく少し縮まってきたので、まずは一安心。これからBlackBerry Boldを駆使するスマートなビジネスウーマンに成長する(であろう)過程を、この連載にて綴っていきたいと思います。試行錯誤しながらも頑張りますので、どうかお付き合いください。