スリムになったサイクロイドに戸惑う
前回のエントリーで紹介したように、先月、ソフトバンク回線でメインに使う端末を「AQUOS SHOT 940SH」から「AQUOSケータイ 943SH」に機種変更した。
発表会のスライドではYouTube対応が表明されたが…… |
機種変更の理由のひとつとして、940SHでは非対応だけど、943SHではケータイWi-FiでYouTubeが視聴できることを挙げ、「できれば、940SHや941SHもバージョンアップか何かで、Wi-Fi経由のYouTube対応を検討して欲しいところ」って書いたら、何と3月31日にソフトバンクからソフトウェア更新が発表され、940SHと「AQUOSケータイ FULLTOUCH 941SH」もYouTubeに対応することが明らかになった。
940SHや941SHのユーザーにとっては、これはかなりうれしいソフトウェア更新。943SHが発売され、YouTube対応であることを知って、ちょっと悔しがっていたなら、これでカッチリ巻き返した気分(笑)?
一方、YouTube対応を重視して943SHを選んだ人はちょっとフクザツな気分かも。せっかくのアドバンテージだったのに……って感じかな。筆者のように、940SHから943SHに機種変更する人は、こういう仕事の人じゃない限り、まずいないだろうけど、もしいたとしたら、「なにぃ!(怒)」って感じだよね。
今まで、通常のケータイではソフトウェア更新などによって、機能が大幅にバージョンアップしたり、追加されることはなかったので、今回のような取り組みはユーザーとしても歓迎したいところ。ちなみに、ケータイWi-FiでYouTubeが閲覧できるっていう話は、発表会のスライドに出てくるものの、実はニュースリリースには何も書かれておらず、943SHの発売が近づき、機能概要が明らかになった時点で知ることになった。端末の開発や相手方(YouTube)との調整なども関係しているかもしれないけど、ソフトバンクにはもう少し早めにハッキリとしたアナウンスを出して欲しかったところだ。
左が943SH、右が940SH |
とまあ、そんなことはあったけど、現在は943SHを気分良く使っている。ただ、使いはじめにちょっと戸惑ったのがボディ形状。943SHはご存知の通り、サイクロイド史上最薄だけど、ディスプレイ側ボディとテンキー側ボディの厚みが近いせいか、ポケットから出すときに手触りで表裏を判別できず、端末を裏返しに持っていたり、逆に持ってしまうことが何度となくあった。最近はボタン部側底面のラウンドしたフォルムで気づくようになったけど、慣れない間はストラップなどを付けて、端末の向きを手に覚えさせるようにするといいのかもしれない。