オートGPS中の「F-01B」、バッテリーの持ちは?
先日、1泊2日で旅行してきた。途中、空路を利用したが、ずっとiモードでmixi、Twitter、位置ゲー(ケートラや国盗り合戦)にアクセスしていた。羽田空港へ向かう道のりは、モバイルSuicaで移動したし、目的地へ降り立った後は、Googleマップ(iアプリ)や乗換検索サイトを使った。
つまり、旅行に出かけるからといって、ケータイのバッテリーについては何も気配りすることなく、普段通りに使いまくっていた。もちろん、省電力モードはオフのまま。また「F-01B」はオートGPS(5分ごとに現在値を自動計測する機能)に対応している。過去の機種と比べ、オートGPSがONであれば、バッテリーは消耗しやすいが、旅行時にONにしておけば、訪れた先の「ご当地キャラ」もゲットできる。
朝9時すぎに自宅を出発し、羽田空港へ向かう。あれこれケータイを使いながら羽田空港へ到着し、搭乗時間を迎えた時点で、バッテリー残量はちょうど60%。ちょっと不安になったが、約1時間、機中の人となり、無事降り立ってから電源を再度ON。宿へのチェックイン時間にはまだ間がある、ということでブラブラと観光へ。携帯で調べ物をしながら、ランチをとって買い物をして……と気づけば、バッテリー残量は20%を切っていた。バッテリーが20%になると、オートGPSは自動的にOFFになる。確かに、バッテリーの減り方は緩やかになったようだ。その後、チェックイン時間の15時には10%以上、バッテリーが残っていて、まだまだ持ちそうな感じだったが、体の方がついていかない。宿に入ってケータイも充電台の上に落ち着いた。
結局、9時~15時にかけて動き回った。途中、飛行機に乗っていた1時間は電源を切っていたので、約5時間、いつも通りケータイを使いながら移動した。普段と違うのは、「5時間ずっと移動していた」ということ。オートGPSは、加速度センサーを利用しており、ケータイに動きがなければ動作しない。旅行時は、普段の日常の時よりも、ケータイのバッテリーが消耗しやすくなると言えるだろうが、「F-01B」の場合は5時間、十分に使えた。休みの日なので、普段よりもケータイを手にする時間は格段に増えていることも忘れてはいけない。通勤時間1時間、取材時には3時間~4時間ほど外出、業務中はケータイを手にするのはたまのこと、というのが普段の生活。日常では、バッテリーはそれなりに減るものの問題なく利用できている。
ちょっとした出張、小旅行であればオートGPSをONにして普段通りの使い方でいけそうだ。ただ、2泊、3泊するような日程の場合は、朝~夜遅くまで外出しちゃう、と言うこともあり得るだろうから、そういった場合はオートGPSを早めにオフにしたり、省電力モードをずっとONにしたり、といった工夫が必要になるかも。