Xiaomi 15が「Xiaomi Buds 5 Pro」のWi-Fi接続に対応したみたい？

　7月5日、筆者の「Xiaomi 15」にHyperOS 2.0.217が配信され、Android 16へのアップグレードが行われました。それと同時に、「Xiaomi Buds 5 Pro」とのWi-Fi接続も正式に対応したようです。

　なお、現時点ではグローバル向けに正式なアナウンスはなく、中国向けの「Xiaomi 15」に同タイミングで配信されたHyperOS 2.0.212のリリースノートにのみ、Wi-Fi接続への対応が記載されています（ちなみに、中国向けはAndroid 15のまま）。

Android 16になったXiaomi 15

　そして筆者は、そのことを知らないまま、偶然にも7月8日に「Xiaomi Buds 5 Pro」を購入しました。

セールの対象にならなかったので、クーポンなどを駆使して「Xiaomi Buds 5 Pro」を購入

　早速、「Xiaomi Buds 5 Pro」のファームウェアを最新版にアップデートし、接続してみたところWi-Fiモードの項目が確認できました。

　設定画面のBluetooth一覧からも、通常のBluetooth接続とは異なる接続方式になっているのがわかります。

Bluetooth接続時

Wi-Fi接続時は「aptX 4.2M」

　実際に帰宅ラッシュの電車内や駅構内で試してみたところ、普段ならBluetoothイヤホンでは音が途切れがちな状況でも、途切れることなく安定して再生できました。少なくとも、接続の安定性については体感できるほど改善されていると感じます。

　音質については正確な比較ができていないため今回は触れませんが、普段使いには十分満足できるクオリティだと感じています。

　なお、筆者はXiaomi 15 Ultraを所有していないため、これがXiaomi 15固有の不具合なのかは不明ですが、Wi-Fi接続時にまれに片耳からしか音が出なくなる現象や、イヤホン側の音量操作と本体側の音量表示が一致しなくなることがありました。

　また、「Amazon Music」など一部のアプリでは、Wi-Fiモードのままだと再生できないケースも確認。この場合、一度Bluetooth接続の状態で再生を始めてからWi-Fi接続に切り替えると、問題なく再生できました。

　「Xiaomi Buds 5 Pro（Wi-Fi版）」はこれまでセールの対象になることがなく、今年はXiaomi 15を購入したこともあり、急いで入手する必要もありませんでした。プライムデーで値下がりしなければ、買おうかと思っていたのですが、まさかのタイミングで正式対応が行われることになりました。

　まだ録音機能など試せていない機能も残っているので、これからガンガン使っていこうと思っています。