みんなのケータイ
通知設定を見直してiPhoneとウェアラブルデバイスを快適に使う
【iPhone 6】
白根雅彦
(2015/2/10 06:00)
最近の筆者は、外出時にはほぼ必ず、iPhoneと連携するウェアラブルデバイスを身につけている。とくに通知機能を持ったウェアラブルデバイスは筆者にとって欠かせないものとなっている。
現在、愛用中の通知デバイスは、眼鏡型デバイスの「雰囲気メガネ」と腕時計型デバイスの「STB-1000」だ。いずれもiOSの通知センターに届く通知を受け取る機能がある。通知に気がつかないことがほぼなくなるので、便利は便利なのだが、どんなアプリの通知もウェアラブルに転送されてしまうので、通知の設定を調整しておかないと、これがけっこう煩わしい。また、通知の数が多すぎると、ウェアラブルデバイスの電池の持ちも悪くなる。
iPhoneでの通知の設定は、「設定」アプリの「通知」の画面から、各アプリごとに行える。通知が必要ないと思ったアプリは通知をオフにするか、通知センターに表示させないようにしておくと良い。筆者の場合、ゲームやエンターテイメント、ニュース(警報系以外)あたりのアプリはほぼ通知をオフにしていて、コミュニケーションや防災速報など、プッシュで通知されないと意味のないアプリだけ、通知をオンにしている。
各アプリ内で設定が可能な場合は、さらに細かく設定する。たとえばLINEではPRや雑談用のグループチャットなど、自分宛の私信以外はなるべくスレッド単位で通知をオフにしている。TwitterではメンションとDMのみ通知するようにして、RTなどは通知しないようにしている。Facebookもコメントやイベントをオフにしておくと、コメント欄がチャット状態になったときにも通知の嵐に悩まされないで済む。
メールの扱いはちょっと難しい。標準の「メール」アプリでは、通知して欲しい人からのメールだけを「VIP」に設定して通知させることもできるが、どこまでをVIP設定するかが問題だ。筆者の場合、今のところ通知が多すぎて困るというほどではないので、VIP設定はしていない。
とくに設定を調整せず、なんでもかんでも通知するようにしておくと、通知が多すぎて確認が面倒だし、通知が届いても「確認しないでもいいか」となりかねない。必要な情報だけを最適なタイミングで受け取れるようにしておくと、スマホの利便性はかなり向上する。必要な通知を確実に受け取れることは、スマホを使う上で重要なことだ。ウェアラブルデバイスを使っていなくても、通知設定は一度は見直しておくことをオススメしたい。