みんなのケータイ
「Xperia 1 V」を卒業してソニーのスマホ風ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」を購入
2024年4月11日 00:00
前回の「みんなのケータイ」で言及していたとおり、ソニーが3月22日に発売したポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」を購入した。
とはいえ、すでに持っている「Xperia 1 V」とはSoCも同じで、用途もだだかぶりのため、Xperia 1 Vは泣く泣くソニーストアが手がける下取りサービスに出すことにした。
下取りで資金を調達しつつ、これまたソニーストアのクーポンやら、お買い物券を駆使して、PDT-FP1を購入。下取りとの差額、1万5955円の出費で手に入れることができた。
PDT-FP1は、主に記者会見場からYouTubeライブ配信を行うための通信機材として活用だ。そのため、セルラー通信の通信キャリアはまずは最近、ネットワーク品質で評判のいいソフトバンクを選択。PDT-FP1ではデュアルSIM構成となっており、片方のデータ通信品質が落ちると、もう片方のキャリアの回線に切り替えるという機能を持っている。そのため、auのデータシェア回線のSIMカードを挿入したが何故か上手く認識せず。そこでサブ回線は楽天モバイルのeSIMにすることにした。
ソフトバンク回線はいままでeSIMだったので、オンラインショップでSIMカードの「機種変更」という手続きを行う。
今回はあえてプラスティックのSIMカードを発行。PDT-FP1に挿入して開通手続きをしようとしたが、ここで戸惑った。ソフトバンクから届いた箱には開通手続きをするために、指定された番号に電話をしなくてはならないという紙が入っていた。しかし、PDT-FP1には音声通話機能が省かれており、通話アプリすら存在しない。
ただ、そこはAndroid、というわけでGoogle Playストアでそれっぽい音声通話アプリをインストールしてみたものの、音声通話できずじまい。「はて、どうやって開通手続きをすれば良いか」と迷っていたら、オンラインでも開通作業ができることが判明。ログインして、サクッと開通手続きを終えることができた。
その後は記者会見場で最前列に座り、PDT-FP1を使って何度かYouTubeライブ配信を行っている。Xperia 1 Vのころと比べて、発熱などを気にすることはなく(Xperia 1 Vも昔の機種に比べて発熱で落ちることはなくなったが)、とても安定してライブ配信できているように思える。
ただ、一方で、αに装着しているショットガンマイクロホン「ECM-M1」の調子がイマイチで、突然、録音できなくなって修理に出して返ってきたものの、また、突然録音できなくなるトラブルが発生。最初はよく原因がわからず修理が完了し、2回目は「内部に腐食あり」とのことだった。
映像配信は「音」がとにかく重要だったりするので、マイクもようやく直り、これから本格的に記者会見を中継していこうと思う。