みんなのケータイ
旅行中にうっかりスマホを紛失してしまった筆者が取った行動とは
【Pixel 7 Pro】
2023年8月31日 00:00
先日、関西国際空港からのフライトのため、青春18きっぷを使いJR在来線を使って横浜から移動していたときのこと。乗車中は時間もあり暇なため、熱海駅から浜松駅までの列車では「Pixel 7 Pro」でYouTubeを観ていました。
浜松駅では米原行きに乗り継ぎで、乗り換え時間は数分と短いこともあり、急いでホーム移動があるため、浜松駅到着前に「Pixel 7 Pro」とワイヤレスイヤホンはいったんカバンにしまい降車。名物のウナギには目もくれずホーム移動をすると、幸い浜松駅発の米原行きも空席を確保でき、発車後落ち着いてから同じくPixel 7 Proを使おうとカバンの中を探したのですが……見当たりません。
先ほどまでペアリングしていたワイヤレスイヤホンも、「コネクテッド」にならず。幸いほかにもスマートフォンを持っているので、「Pixel 7 Pro」に電話してみると、呼び出しはするものの誰も出ず。もちろん自分の周辺でも着信音はしません。
これは完全に完全になくしてしまった! どうしよう!? とややパニックになりましたが、ひとまず、ほかのスマートフォンから「Googleデバイスを探す」にアクセス。Googleアカウントに紐付けているデバイスのなかから「Pixel 7 Pro」を選択してみると、現在地表示は浜松駅。急いで移動したため落としてしまったようです。
「Googleデバイスを探す」には、ほかの人に使われないようにロックする「デバイスを保護」という機能もあるので、いったんPixel 7 Proをロック。ロックしてもデバイスの位置情報は取得し続けます。またロック画面に通知も表示できるので、拾ってくれた人向けにメッセージも入力しておきました。
その後もPixel 7 Proの現在地を確認していると、移動はしておらず浜松駅南口あたりに留まっています。これは改札などに届けられていそう。そう判断したところで、次の停車駅は豊橋。豊橋なら新幹線を使えば、ひと駅で浜松駅へ戻れます。
ということで、予定を変更し米原駅までは行かず豊橋駅で下車。新幹線に乗り換えて浜松駅へ向かいます。新幹線の車内でもPixel 7 Proの位置情報を確認していると、やはり動きはありません。
在来線では約45分かけて移動した距離を、新幹線は12分ほどで到着。やはり新幹線は速いなと実感しつつ、急ぎ足で「Googleデバイスを探す」が示す浜松駅南口に行ってみると、そこは「忘れ物承り所」。飛び込んで受け付けに話すと、落とし物として届けられていたPixel 7 Proが出てきました!
「Googleデバイスを探す」から「音を鳴らす」で持ち主として証明したりするなど、受け取りの手続きをして、無事引き取り。終わって忘れ物承り所を出たらちょうど18時で窓口終了というギリギリな時間でした。
浜松駅からは再び青春18きっぷを使った在来線では、関西空港までその日のうちには到着できないため、当初の予定へと乗り継げる最短の米原駅に向かって再び新幹線に乗車。せっかく費用節約で在来線に乗っていたのですが、豊橋駅から浜松駅(1559円)と浜松駅から米原駅(5940円)の新幹線移動で7490円もかかってしまいました。それなら、最初から飛行機で移動したのになと思いつつも、スマートフォンを落としても問題なく戻ってくる日本って、やはり海外と比べて安全だなと実感です。もし、なくなっていたら7490円ではすみませんからね。