みんなのケータイ
ドコモの新料金プラン「irumo」をさっそく申し込んだ
2023年7月10日 00:00
7月1日よりスタートした、NTTドコモの新料金プラン。巷ではかなり不評も聞こえてくるが、個人的には新料金プランのうち、「irumo」にかなり魅力を感じていて、スタートと同時に従来のプランから切り替えることにした。
現在筆者は、NTTドコモの回線を家族の分も含めて全部で5回線契約している。その内訳は、自分のメイン回線とスマホのレビューやテストなどで利用するサブ回線、ノートPC内蔵5G WWAN用のデータ通信専用回線、家族のメイン回線、そして実家に設置して利用しているhome 5G用の回線だ。
それぞれのこれまでの料金プランは次のとおり。筆者のメイン回線は、データ使用量がほぼ毎月10GBを下回ることがないので、データ通信無制限の「5Gギガホプレミア」にし、電話も受信だけでなく発信の頻度もそこそこ多いため5分間通話無料となる「5分通話無料オプション」も追加して契約。
ノートPC用の回線は、5Gギガホプレミアに紐付く「5Gデータプラス」で契約。この5Gデータプラスを使いたいというのも、メイン回線を5Gギガホプレミアにしている理由のひとつ。
それに対しサブ回線は、電話は発信、受信とも全くなく、データ通信量も1ヶ月あたり3GBに届くことは全くと言っていいほどないため「5Gギガライト」を契約している。
家族のメイン回線は、データ通信量が1ヶ月あたり3GBを超えることはたまにあるが、5GBを超えることはないため、こちらも5Gギガライトを契約し、必要に応じてステップを2または3に切り替えている。実家用のhome 5Gはプランが1つしかないため選択の余地はない。
というわけで、この5回線のトータルの料金は、電話の頻度やデータ使用量によって多少上下はするが、平均1万7000円台で推移していた。
以前より、回線をNTTドコモにこだわらなければもっと安くできるのはわかっていた。特に、自分のサブ回線と家族のメイン回線はNTTドコモ以外の安いプランに転出するなどすることで安くできる余地が大いにある。ただ、そうすると3回線以上の契約で適用される「みんなドコモ割」が適用外となってしまう。
また、実家でhome 5Gの利用を開始してからは、筆者のメイン回線や家族のメイン回線で「home 5Gセット割」も適用されるようになったため、トータルで4000~4500円の割引が受けられていた。その割引を加えても通常1.7万円前後程度と安くはなかったが、仕事で使う部分も多いためしょうがないか、と考えていた。
とはいえ、コストは安いに越したことはない。そして登場した新プランのirumo。評判は散々なところもあるが、個人的には、やっと自分のサブ回線や家族のメイン回線のコストを下げられるプランが登場したと、発表の段階から比較的前向きに捉えていた。
最も魅力的なのはやっぱり価格面で、これまでギガライトを契約していた筆者のサブ回線と家族のメイン回線をirumoに変更することで、間違いなく基本使用料を安くできる。irumoはネットワーク混雑時に優先して通信速度制限が実施される可能性があり、その点は懸念材料だが、現在筆者は東京を離れ実家のある香川県で生活しているため、ほぼ問題ないと考えた。というわけで、7月1日にその2回線をirumoへプラン変更することにした。
まず自分のサブ回線。これまでは5G ギガライトのステップ1の適用で、みんなドコモ割とdカードお支払割による割引を加えて基本使用料は1980円だった。それをirumoの3GBプランに変更すると、みんなドコモ割はなくなるが、home 5Gセット割があらたに適用となり、dカードお支払割も加えると基本使用料が880円になる計算。0.5GBプランも考えたが、さすがに4G通信のみではテストに使えないので、5G通信が使えて最も安くなる3GBプランを選択。
家族のメイン回線は、これまではギガライトのステップ2適用時で、みんなドコモ割とhome 5Gセット割を加えて基本使用料が2480円だった。それをirumoの6GBプランにすることで、こちらもみんなドコモ割はなくなるが、home 5Gセット割が適用となり、dカードお支払割を加えて基本使用料が1540円。これにドコモメールオプションの330円を追加して1870円になる計算だ。
このように、自分のサブ回線と家族のメイン回線をirumoに変更することで、トータル1710円コストを削減できた形だ。
合わせて、オプションプランも同時に見直すことにし、このところ利用頻度がかなり低下していたdマガジンを解約。また、解約し忘れていたサブ回線のケータイお探しサービスも解約。これで495円が追加で削減でき、8月以降はトータルで2205円のコスト削減を達成できるはずだ。
【お詫びと訂正 2023/07/11 11:23】
記事初出時、最後にeximoで1GBの利用に留め、データプラス30GBで運用といったことができそう、としておりましたが、その後、そうした運用はできず、データプラスの利用分はeximo側に加算されることがわかりました。お詫びして訂正いたします。当該箇所は誤りのため、削除いたしました。