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投票に行って50円ゲットした

最近は投票するといろいろお得らしい

 7月10日の参議院議員選挙の投票に行ってきた。選挙になると毎回話題に上る投票率の低さだけれど、特に若年層が投票に行かないことに対して、近頃は民間のいろいろな事業者があの手この手で投票率アップに向けた取り組みをしているようだ。たとえば投票に行ったことを証明することで、店舗で割引サービスを受けられる、といった特典があったり。

 このへんは一般社団法人選挙割協会というところが実施しているキャンペーンに各店舗が参加して実現しているらしい。「センキョ割」のWebサイトでは、参加企業や店舗を地域別やジャンル別などで一覧できるようになっている。他には、投票データの分析などを目的とした情報提供と引き換えに、そういった特典が得られるようにするネット上のキャンペーンもある。

「センキョ割」のWebサイト
参加店舗は地域別やジャンル別などで検索できる

 投票に行ったかどうかを証明するための方法としては、投票所の看板の前で自撮りした写真を見せるとか、免許証などの証明書と一緒に看板を撮影したものを見せるとか、投票済証を見せるとか、いくつかある。このなかで一番楽なのは投票済証だろう。投票済証は、投票し終わった後に係の人に「ください」と言えばすぐにもらえる。投票所の中は通常は撮影禁止ということもあって、(看板は外にあるので問題ないとはいえ)現地で撮影するのはなんとなく気が引けるというのもある。

簡素な投票済証

 この投票済証などを提出することで得られる特典は、さきほどのセンキョ割のWebサイトを見るとわかるように、多彩だ。個人商店から大手チェーンまで参加していて、ラーメンが1杯無料になったり、割引になったり、替え玉やトッピングが無料になったりする。いや、ラーメンに限らず他にもいろいろな飲食店で特典を用意しているし、UberEatsも一般ユーザー向けに「Eatsパス 2カ月分無料」のキャンペーンをやっているし、なんなら家電量販店も参加していたりするのだけれど。とにかく、けっこうお得なのである。

 で、筆者はあいにく昼食直後に投票に行ったので、ラーメン屋は諦めたのだけれど、とりあえずニュースアプリの「News Digest」から熱心に通知があった「投票に行くと最大100万円もらえる」キャンペーンに参加してみることにした。よっしゃ、投票済証1枚で100万円ゲットだぜ! なんて嬉々として誰に投票したとかの情報を入力して送信したら、もらえたのは500ポイントだった。くっ……。

100万円が当たると聞いて応募しないわけがない
投票済証の写真をアップロードし、投票先などの情報を提出

 このポイント、PayPayやらAmazonギフト券やらApple Gift Cardやらに1ポイント0.1円のレートで交換できるということなので、50円相当。しかも3000ポイント単位での交換になるのと、7月末以降の交換になるので、しばらくポイ活に励まないと使えない。

 ちぇっ、100万円当たっていたらM2チップのMacBook Airを3台くらい買おうと思っていたのになあ、残念残念。

500ポイントゲット! といっても50円相当なのと、3000ポイントからしか交換できない

 ということで、昨今の選挙ではこのようなキャンペーンの動きがどんどん広がっている。今回は投票日の当日までぼーっとしていて(Voteだけに! なんつって!)調べきれなかったので、次回の選挙の際にはもうちょっと早めに情報収集してラーメンをお得に食べたい所存。

7月12日まで実施していたUberEatsのキャンペーンにも応募しておいた。こちらは2カ月後以内に2カ月分のEatsパス無料の特典が付与されるとのこと