みんなのケータイ
「iPhoneでもVisa決済が使えます！」ということを知ってほしい……
【iPhone SE（第2世代）】
2021年9月29日 00:00
世の中がiPhoneでざわついている昨今、iPhoneユーザーとして訴えかけたい！ ことは、「Apple Pay」について。
「iPhone 7」からFeliCaがサポートされ、交通系ICカードの「モバイルSuica」や「QUICPay」「iD」が利用できるようになり、街でもiPhoneをかざして決済できるようになりました。
最近では、関東私鉄系の「モバイルPASMO」も対応し、関西の「ICOCA」も2023年春に「モバイルICOCA（仮称）」として登場（iPhone対応可否は発表なし）し、ますます充実してきます。
衝撃的なニュースだったのは、今年5月に「VisaブランドでApple Payが使えるようになった」というもの。海外では当たり前に使えていた「iPhoneでVisa決済」ですが、ようやく日本で対応しiPhoneだけで買い物できる店舗が増えてきました。
レジで「スマホは使えません!!!」と怒られる
筆者も待ちわびたiPhoneでVisaのタッチ決済。
本来ならクレジットカードのタッチ決済しか受け付けないヨーロッパの自販機とかで試してみたかったのですが、このようなご時世ということもあり、もっぱら日本のコンビニやスーパーで利用しています。
ただ、いまいち「クレジットカードのタッチ決済」というのが、知名度がないのか受け入れられていないのか、時々「使えるのに使えない」といったケースに遭遇します。
大抵の場合は、店員さんが知らないケース。スマホしか手に持っていない状態で「クレジットで」と宣言すると、「うちはiD／QUICPayは対応していないんです……」と申し訳無さそうに対応いただくことがあります。
この場合、筆者は端末を見て「クレジットを押していただいたら大丈夫ですよ」とか「『NFC Pay』で通ると思います」と説明して、決済を通していただけることが多いです。
ただし、「クレジットカードは差し込むもの（ICカードの場合）」という常識の方もいらっしゃり……こちらがいくら説明しても聞く耳を持ってくれないケースがあります。ほかにも、端末にタッチして決済をすると、「クレジットカードでないと決済できません!!!」とすごい剣幕で怒られてしまうとともに、決済を取消されることがあり、大変恐縮してしまいます。「Visaタッチ、Apple Payご利用ください！」とPOPがあるのに。
クレジットカードのタッチ決済を知ってほしい
せっかく端末を取り揃えても誤った認識があるばかりに機能が利用できないことほどもったいないことはありません。
コロナ禍で「キャッシュレス決済」「非接触決済」のニーズが高まっている中、クレジットカードのタッチ決済は、時間の短縮や接触機会の減少を図れるため、今後も拡大していくと思われます。
Visaだけに限らず、マスターカードやJCB、アメックスといった日本でもメジャーな国際ブランドは、ぜひユーザーへの認知拡大とともに、加盟店にも丁寧な説明をいただければと思います。
