みんなのケータイ

AQUOS R6とLeitz Phone 1で撮り比べてみました

【AQUOS R6/Leitz Phone 1】

 Leitz Phone 1に惹かれつつも、ほぼ同じ性能を持つと思われるAQUOS R6を買ったことを、先月この「みんなのケータイ」に書かせていただきました。

 AQUOS R6にもライカが監修するカメラが搭載されていて、カメラのスペックに違いはありません。ですが、画像処理エンジンの設定やらチューニングやらが微妙に違って、画質には差があるのでは? と思ったりもしていました。AQUOS R6(筆者が買ったドコモ版は11万5632円)のほうが、Leitz Phone 1(18万7920円)よりもかなり安いので、安い分だけ画質が劣る、なんてことがあったら嫌だなぁと。

 そんなことを考えている矢先に、Leitz Phone 1を借りて試せる機会を得たので、両モデルで撮り比べてみました。

 まずは、晴れた日に公園で撮った写真をご覧ください。

AQUOS R6で撮影
Leitz Phone 1で撮影

 どちらもAIをオフにして撮影しましたが、空の青や木々の緑、花の色などはほぼ同じ。手持ちで撮ったので、若干構図に差が出ちゃいましたが、そこは気にしないでください。

 次に、カフェで色鮮やかなサラダを撮り比べてみました。AIオフでの画質にはほとんど差がなかったので、AIをオンにして撮ってみたのが下の写真です。

AQUOS R6で撮影
Leitz Phone 1で撮影

 ほとんど同じが、Leitz Phone 1のほうがナチュラルな色で写ることを予想していたのですが、実際にはAQUOS R6のほうが落ち着いた色になりました。なお、レンズを近づけすぎるとピントが合わないところも両モデル共通です。

 続いて、夜景モードを比べてみました。

AQUOS R6で撮影
Leitz Phone 1で撮影

 夜景はどちらも明るくシャープな画質で撮影でき、両モデルの絵作りに差がないように感じました。

 最後に比べたのはモノクロ写真。ここは機能面での差があり、Leitz Phone 1には「Leitz Looks」というモノクロ専用の撮影モードが用意されています。そのモードにするだけで、ライカならではのエモーショナルな写真が撮れる趣向です。なお、AQUOS R6には「Leitz Looks」はありませんが、「マニュアル写真」モードにして、「色合い」を「0」にしたら、モノクロで撮影できます。というわけで、両モデルで撮り比べたのが下記の写真です。

AQUOS R6の「マニュアル写真」モードで撮影
Leitz Phone 1の「Leitz Looks」で撮影

 写真全体の明るさや濃淡に差が出ましたが、おそらく露出を調整するなどして補正できる程度の差です。カメラに詳しくない筆者には、画質にはほとんど差がないように思えました。

 というわけで、筆者としては、やっぱりAQUOS R6を選んで正解だったと思っております。