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Adobe Photoshop Cameraで過去の旅行写真をSNS映えさせてみた

 新型コロナウイルスの感染拡大はなかなか収束が見えませんが、一方で都道府県をまたぐ外出自粛の要請が解除され、夏休みなど旅行を計画されてる方がいらっしゃると思います。

 今回は、6月11日にリリースされた「Adobe Photoshop Camera」をピックアップ。過去に撮影した世界の風景をアプリで美しく仕上げていきます。

Photoshop Cameraの紹介など

 Photoshop Cameraは、Adobeが提供しているカメラアプリです。写真撮影はもちろん、写真の自動補正やコントラストなどの調整ができます。さらに、レンズと呼ばれるエフェクトを写真につけることができる。エフェクトは、撮影した写真につけることもできますが、カメラで撮影する際、リアルタイムでエフェクトのつき具合を確認しながら撮影できます。

撮影画面、天体のレンズを使用

写真の自動補正

 まずは、レンズを適用する前に、AIによって自動補正された写真をご紹介。なお、ここからの写真はとくに断らない限りiPhone 7で撮影した写真を使用します。

東京湾を撮影した写真。調整前(左)に比べて調整後(右)は全体的に色彩補正がなされています
香港の街並みも、補正前(左)に比べて補正後(右)は、色の補正や建物の輪郭がよりはっきりと調整されました

風景レンズでさらに際立つ写真

 次に風景レンズを使用した写真をご紹介。レンズにより、一眼レフカメラの写真を調整して現像したような仕上がりになります。

自動補正後(左)から風景レンズを適用(右)。
アプリで自動補正した写真(左)に風景レンズを適用しました(右)。風景レンズには7つほど種類があるため、自分好みの写真にすることができます

青空や天体と合成できるレンズも

 色彩調整などのレンズ以外にも、曇り空を青空に変えたり、美しい夜空にするレンズも備えています。

先程の香港の街並み(左)に青空を足してみました(右)。AIが建物と空を見分けてきれいに合成できています
こちらもきれいに合成されていますが、写真によってはコラ画像っぽく見えてしまうことも。写真撮影時であればレンズの乗り具合を確認できるため、このような失敗も少なくなりそうです
こちらは、飛行機からの風景(左)に天体レンズを適用させた(右)写真。天体の合成に加えて写真も調整される
ミラーレス一眼で撮影した写真(左)に天体レンズを適用させてみた(右)。一気に雰囲気を変えた写真にできる

 普段は撮影しないような風景でも、レンズの力でSNS映えを狙えるPhotoshop Cameraアプリ。今後も多種多様なレンズを提供するようですので、旅先でためしてみてはいかがでしょうか。

 Photoshop Cameraアプリは、iPhoneの場合、iOS 12以上を搭載しているiPhone 6s以上の機種、Androidスマートフォンの場合、Andoroid 9以上を搭載した一部のスマートフォンで使用できます。