みんなのケータイ

私がAndroidの文字入力にATOK Passportを使う3つの理由

 新しいGalaxy Note10+を手にしたら、まずは環境づくりですね。最近は変更前と後の端末間で環境をコピーできちゃう便利な時代なので、インストールする手間すら省けてしまいます。

 そこに加えてもう一手間、私はオンスクリーンキーボードに、日本語入力システムのATOK Passportをインストールしています。

ATOK Passport

 ATOK Passportは、ジャストシステムが提供している日本語入力システムで、Windows、Mac、Androidスマートフォンで最大10台まで利用できる、月額300円から使える定額制サービスです。

 もともとパソコンで使っている辞書を、スマートフォンでも使えたら便利という理由で、辞書の同期が可能な機能のATOK Syncとともに使い始めました。スマートフォンで原稿のメモや下書きをする事も増えているので、同じ辞書が使えたら助かります。

 そのうち、もうひとついいことに気づきました。Androidスマートフォンの機種が変わっても(複数台持っていても)、同じキーボードで日本語を入力し続けられることです。Androidスマートフォンの場合、端末ごとに微妙にキーボードの作法が違っていて戸惑うことがありますが、ATOK Passportを使っている限り常に同じですし、ATOK Syncで同期させておけば辞書のメンテナンスもいりません。

ATOK Passportのキーボード。最大に広げた状態

 そして最近、もうひとつ便利な機能に気づきました。それは、どんな機種でも、いつも同じキーボードサイズで入力できること!

 実は最近日本語入力のとき、ちょっとした違和感を感じていました。なにか使いにくい。一時的にATOK以外のキーボードを使うときはもちろん、ATOK自体にも感じていました。

 その理由は、画面サイズが大きくなったことでキーボードサイズも大きくなったことが原因でした。ATOKのキーボードサイズの変更機能を使ってみて実感。自分の指がスムーズに動く範囲をわずかに超えていたため無理が生じていたようなのです。

 画面が大きくなると、表示できる情報も増えて便利ですが、その横幅に合わせてキーボードも大きくなっていますよね。小さめの端末から大画面端末に機種変更すると、なんとなくよいしょ!と指を移動しているのに気づくかもしれません。

ATOK Passportのキーボードを最小にした状態。かわいい(笑)
ATOK Passportのキーボードをちょっと上に上げてみました。横方向は幅の調整で行います

ATOK Passportは、使用中でも縦横方向の三本線部分を上下左右にスワイプするだけで縦横サイズを自由に変更できますし、位置も調整できるので大変便利!つまり、画面サイズに関わらず、いつも同じ使用感をキープできるというわけです。大画面時代、いよいよ手放せないなと感じる次第です。

現在のATOK Passportのキーボードサイズ。少し狭めたら使いやすさがアップしました

ちなみにGalaxy Note10+で標準の「Googleキーボード」もサイズを変えられます。設定から「スタイルとしてレイアウト」→「サイズと透明度」を開く必要がありますが、キーボード上からアクセスできるので簡単でした。試したことがない方はぜひお試しください。特に画面が大きくなったことで、指を動かす範囲が広くなって疲れやすいと感じていた女性は入力が快適になるかもしれません。

Googleキーボードの設定画面。サイズ変更は「サイズと透明度」で行います
Googleキーボードの初期サイズ
Googleキーボードもサイズ調整できます!