みんなのケータイ

プロ野球の中継観戦では「おやすみモード」を活用しよう

【iPhone XR】

 気がつけば今年も7月となり残り半分を切った。もちろんプロ野球ペナントレースのことだ。

 3月末から開始し、6月の交流戦を終え、オールスターも終了し、今年の143試合中、残りは60試合を切った。筆者の応援する横浜DeNAベイスターズは、2位から5位までの混戦の中にあり、1試合たりとも見逃せない状態だ。

今年はカープとスワローズの主催試合以外を中継するDAZN。今年もスクショを撮ると映像は真っ黒だ

 今年もスポーツ中継配信サービスのDAZNで試合中継を視聴しているのだが、DAZNはそこそこ遅延があるため(とくに甲子園球場はかなり大きな遅延が付加されている)、「スポナビ野球速報」アプリの得点速報の方が早く、中継映像を見ているとに、アプリの通知で映像では未来の展開をネタバレされることがある。ハラハラする展開だとネタバレされた方がショックが薄らぐが、しかしやっぱり中継映像でドキドキしたい。

 そこで試合中継観戦中は一時的に通知しなくする「おやすみモード」をオンにしている。野球の試合のデイゲームは主に休日なので、昼間の仕事の連絡に気がつかなくなる、ということは少ない。そもそも野球観戦中もパソコンの前にいるので、仕事の連絡(主にFacebookメッセージとSlack、メール)はパソコンでプッシュ通知を受けられる。

iPhone/iPadはロングタッチかプレスで「おやすみモード」をオフに自動復帰するタイミングを選べる

 しかし「おやすみモード」をオンにしたあと、試合が終わってもオフに戻すのを忘れることがある。「おやすみモード」は時間帯設定もしているので、朝7時にオフに戻るハズだが、試合後、朝まで通知がなくなるというのは不便でもある。

 「おやすみモード」はオンにするとき、「1時間」、「明日の朝まで」(時間帯によっては「今日の夜まで」など)、「この場所から出発するまで」、「このイベントが終了するまで」の中から、自動でオフにするタイミングを選択することもできる。iPhone/iPadではコントロールセンターの「おやすみモード」アイコン(三日月アイコン)をプレスあるいはロングタッチ、Apple Watchでは単にタップするだけで選択画面が表示される。

たとえばfreefielder.jpというブログで公開されてるのベイスターズのカレンダーと同期すると、こんな感じになる。過去の試合は試合結果も更新される。スゴイ便利

 「1時間」や「明日の朝まで」を設定しても良いが、「このイベントが終了するまで」を活用する手もある。これはカレンダーに登録されている進行中イベントの終了時刻に自動で「おやすみモード」をオフにしてくれるという機能。カレンダーに野球の試合時間を登録しておかないといけないが、ネット上にはプロ野球の試合日程をiCal形式(ics)で公開している有志の方がいるので、そういったカレンダーと同期するという手もある。

 もちろん野球なので試合終了時刻は正確ではなく、試合開始から3時間後に固定されているが、「1時間」などで設定するよりも良い感じだ。

 試合終了後に移動する予定があるとき、たとえば球場で観戦していてウザいときなどは、「この場所から出発するまで」を選べば良い。しかしこの場合、位置情報の判定はわりと広めで、数百メートル移動しないと出発扱いされないことがあるので注意が必要だ。

おやすみモードの設定画面。通知を「常に知らせない」にしている

 「おやすみモード」の設定で「iPhoneのロック中は知らせない」になっていると、「おやすみモード」がオンになっていても、アプリ使用中などに通知バナーが表示されることもある。試合中継を視聴しているiPhone/iPadにスポナビアプリを入れている場合は、この設定を「常に知らせない」にしておくのがオススメだ。

 筆者の場合、DAZNはiPadで視聴していて、そのiPadにはスポナビアプリをインストールしていないが、中継視聴中にちょっとiPhoneでアプリを使ったら、ちょうどその瞬間に得点通知が表示されてネタバレされた、ということがあったので、視聴に使っていない端末も、「常に知らせない」にしておくと良さそうだ。