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松屋のQRコード決済を試す

 筆者は1週間のうちで松屋に行かない日がほぼ無く、生活に完全に馴染んでしまっている状態です。旅の途中でも店舗限定メニューや地域限定メニューを求めて松屋を訪れようとしてしまうほどの松屋おたくでもあります。どこかから「おたくクンさぁ、松屋ばかり行ってないで他の店に行かないワケ?」と聞こえてきてもおかしくありません。

 松屋での決済方法というと、今までは交通系電子マネーのみだったのですが、このたび2月19日に複数のQRコード決済に一斉対応し、決済方法の選択肢が広がり嬉しい限りです。

店頭ポスターでもQRコード決済対応をアピール

 交通系電子マネーでの決済に加え、QRコード決済に対応した松屋で実際に決済を試してみた感想は、交通系電子マネーでの決済とほぼ変わらない手軽さで決済を済ませることができ、満足度の高いものでした。

 普段通り注文したいメニューを選択し、QRコード決済のボタンを選択すると、画面が切り替わり、自身のスマートフォンで表示させたQRコードを券売機のリーダーに読ませるという流れ。通常の店舗での決済にありがちな「〇〇ペイで」といった宣言をすることなく、ボタン一つで決済を完了させることができるので手間も少なく感じられます。

 決済完了までの手数や素早さでいえば、タッチするだけで済む交通系電子マネーのほうが早いのですが、やはり現金を投入してお釣りを受け取ってといった煩わしさはありません。さらに、コード決済を利用すると決済サービスにおける還元などのメリットもあり、おトクに食事できた気分にもなれます。

QRコード決済用のボタンが出現した
PayPayで決済を行った

 券売機のソフトウェア更新で、発券される食券にどの決済方法を使用したのか印字されるようになったのですが、「WeChat Pay」や「Alipay」で決済した際にはどう印字されるのか大変気になっております。ご存知の方も多いとは思われますが、大陸系決済サービスを中国国外で利用するには中国の身分証登録が必要です。日本人が中国の銀行口座を持っている場合でも海外で使用することはできないので、実際に中国の方に使ってもらって確認するくらいしか方法がなく、残念なところです。松屋は何も悪くないんですけどね。

印刷される食券にも変化が

 PayPayリリース時の100億円あげちゃうキャンペーンで無事に付与された数万円分のPayPayボーナスをどう使い切るか当初は非常に悩んでいたのですが、しばらくはタダ飯できそうで助かります。