みんなのケータイ

きれいな写真を活用! 手のひらサイズのスマホ専用フォトプリンターで遊ぶ

【HUAWEI P20 lite】

スマホ専用ミニフォトプリンター「iNSPiC」

 限りなくローエンドモデルに近いミッドレンジのSIMフリースマホ「HUAWEI P20 lite」。前回は、「意外と写真、イケてる!?」という視点でお送りしたが、せっかくいい感じに写真が撮れるので、何かに活用したい。

 そう思っていたところ、キヤノンからスマホ専用ミニフォトプリンター「iNSPiC」という製品が発売された。手のひらサイズで、バッテリー内蔵。スマホと一緒にいつでもどこにでも持ち歩いて、即印刷、即プレゼントできるのが特長だ。

 インクはプリンターにではなく、専用ペーパーに仕込まれている。このペーパーには、シアン、イエロー、マジェンダ3色のクルスタル層がポリマー製オーバーコートとベースに挟まれ、熱を加えることで結晶が崩れて発色するという「ZERO Ink technology」(ZINK)を使用。

 熱で発色するため、チェキなどのフィルム(感光紙)と違い、光に当てても問題なし。取り扱いが容易だ。裏面がシールになっているのも、活用範囲が広まってイイ。

 スマホとの接続には、専用アプリ「Canon Mini Print」を使う。

 このアプリ、ドライバーとしての役割だけでなく、写真加工機能やインスタなどSNSへのシェア機能も用意。

Facebook、Instagram、GoogleDrive、Dropboxにアップロードできる(左)。写真の簡易編集機能だけでなく(中)、フレーム/テキスト/スタンプの追加、変顔機能、フィルター加工、ペイント機能なども備える(右)

 撮ったものをそのまま印刷するだけでなく、アプリを使って、写真を明るくしたり、回転させたりして調整し、フレームやステッカー、文字などを追加。被写体の顔をユーモラスにする「変顔」機能を使って、仲間内で盛り上がるのもアリ。

 その場にいる人へは、枚数分プリントし、いない人へはSNSでシェア、という使い方もできる。

 というわけで、さっそくP20 liteとの組み合わせで使ってみた。

 まずは、何の変哲もない餃子の写真に、赤みを追加。そしてペイント機能で文字を足してみた。が、どうもわざわざ印刷するような絵面にならなかった。

 そこで、12歳のウクレレシンガーとその双子の姉妹に協力してもらうことに。できるだけきれいに写したいので、人物写真に強いインカメラを使用。アプリを立ち上げて、彼女たちに好きにデコレーションしてもらった。

 今どきの女子らしく、いろいろなデコレーション素材を試してくれる。モノクロに加工したり、フィルターをかけたり、スタンプをてんこ盛りで入れてみたりなど、発想が自由。とはいえ、限りなくローエンドモデルに近いミッドレンジのP20 lite。これだけオブジェクトを追加しては、アプリが落ちたり、端末そのものがフリーズしたりしてしまうのではないかと少し不安にもなった。

 しかし、そのような気配は一向に見られず、プリントされた写真を見て、彼女たちも満足な様子。P20 liteが女子中学生のハードな使用にも耐えられることがわかり、筆者も満足。

フレームやスタンプなどてんこ盛り。これが若者のパワー……
P20 liteが、ハードな要求にも耐えられるからか、アプリで写真をガンガン加工して大満足の双子

 アプリが軽快に動作するよう設計されているのもあるのだろうが、ある程度までならP20 liteでも、十分画像をいじれる、ということがわかったのだった。

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