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HTC U11の映像出力機能でスマートにプレゼン

【HTC U11】

 HTC U11の端末下部にあるUSB Type-Cポートは、多くの場合充電のみに使われていると思いますが、実はこのポート、USB Type-CからHDMIに出力できるアダプターを利用することで、プロジェクターやテレビのHDMIポートに接続して映像を出力することもできます。

 この映像出力が大いに役に立つのが、PowerPointアプリを使ったプレゼンテーション。HTC U11の画面出力は基本的に画面そのままが表示されるミラーモードなのですが、PowerPointアプリでスライドショーを開始すると、スマートフォンには操作用の画面、プロジェクターの画面は表示したいスライドショーと、PCのように異なる2画面を表示できます。

PowerPointアプリの編集画面
スライドショー表示中のスマホ画面

 画面を長押しするとレーザーポインターが表示され、画面上部のメニューからインクツールで文字や図形を書くことも可能。スライドもフリックで表示を切り替えられるので操作も手軽です。

レーザーポインタやインクツールも利用可能
手書きで文字を書いたところ
実際にプロジェクターで投影されている画面
横表示

 肝心の表現力もマイクロソフト純正アプリだけあって、パソコンで作り込んだイメージそのままに表示できます。ただし、動画などを多用したサイズの大きいファイルは読み込みに時間がかかりすぎて開けないこともあるので、必ずスマートフォンで開けるかどうかを事前に確認することをお勧めします。

 映像だけでなく音もHDMI経由で出力できるので、音源を使ったプレゼンも問題なし。また、Netflixのような映像配信サービスもHDMI経由で出力できるので、プロジェクターのある部屋でさっとスマホを取り出して映画を楽しむ、なんていうのも便利です。

通知はスマホ側のみでプロジェクターには表示されない

 地味に便利なのが通知時の挙動で、プレゼンモードで表示中は通知がスマホ側のみに表示され、プロジェクターでは表示されません。まじめなプレゼン中、友達からのSNSメッセージが届いて赤面、なんてシーンを一度は見かけたことがあると思いますが、スマホプレゼンならそんな心配も不要です。

 今日は大事な発表、という時に大きなパソコンを取り出すことなくスマートフォンでさっとスマートにプレゼンするスタイル、機会あればぜひお試し下さい。なお、プレゼンで使う時は先にプレゼンモードにした状態でプロジェクターに接続すると、表紙のみを表示できるのでお勧めです。

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