読者が選ぶケータイof the Year 2013

　ケータイ Watchでは、2013年に国内で発売された携帯電話・PHS・スマートフォン・タブレットの中から、読者の皆様のご投票でNo.1のモデルを決定する「読者が選ぶケータイ of the Year 2013」を開催いたしました。12月18日～24日の6日間に渡って行われた投票では、合計3635票の投票をいただきました。ご協力ありがとうございました。ここに人気投票の結果を発表いたします。

1位 「iPhone 5s」

　1位はアップル製の最新モデル「iPhone 5s」です。より高度に進化しながら、端末の機能面でキャリア間の差が少なくなった「iPhone 5s」は、新たにNTTドコモ版が登場したことでも大きな注目を集めました。端末搭載の指紋認証機能をはじめ、最新のiOS 7やフラットデザインの新たなユーザーインターフェイスなど、端末の登場と前後して、さまざまな進化を遂げた1年でした。突然SIMロックフリー版がアップルから販売されるなど、発売されてからも何かと話題に事欠かない、スマートフォンの定番モデルになりました。

　2位はNTTドコモの「Xperia Z SO-02E」です。2013年初頭に発表され、ハイスペックな仕様とデザインや世界観が融合したAndroidスマートフォンとして、2013年の前期で最も注目を集めたモデルです。

　3位は「Xperia Z」の進化モデル、ドコモの「Xperia Z1 SO-01F」です。同じ「Z1」シリーズである、5位のau版「Xperia Z1 SOL23」と得票数を合計すれば、1位の「iPhone 5s」に迫る人気ぶりで、小型モデルの「Xperia Z1 f SO-02F」が7位につけていることなども合わせて、「Xperia」シリーズが読者の中で高い人気を獲得している様子が窺えます。

　4位はグーグルが手がけるAndroidスマートフォン「Nexus 5」です。イー・モバイルから発売されたほか、SIMカードや通信契約をユーザーが用意するスタイルとしてグーグル自らSIMロックフリー版を発売するなど、一部の先端ユーザーには待望の端末になりました。SIMロックフリー版iPhoneの展開と合わせて、2014年以降は端末販売のビジネスモデルとしても、その動向が注目されます。

　2013年は、プラットフォームとしてのAndroidがさらなる高機能化や成熟を遂げ、提供されるサービスも充実する一方で、端末メーカー間の競争は激化・高度化し、結果として高いブランド力を持つモデルが人気の上位を占める結果になったようです。

　2013年の「読者が選ぶ ケータイ of the Year」はいかがでしたでしょうか？　投票にご協力いただき、ありがとうございました。