Impress Watchのスマートフォンアプリ登場

Android版アプリを解説


 Impress Watchは、同社運営の専門ニュースサイト「Impress Watch」について、Android端末からニュースを閲覧できるアプリ「Impress Watchニュース」の提供を開始した。

記事一覧画面

 初回起動後、媒体を選択(カテゴリ設定)すると、基本となる画面には記事タイトルの一覧が表示される。左側のカラーは媒体カラーを表しており、ケータイ Watchならピンク色となっている。複数の媒体を選択している場合は、時系列で整理されて表示される。記事タイトルの右側にある「ピン」をタッチしてチェックすると、サブメニューの「ピン一覧」に表示されるようになる。未読の記事や、後で改めて読みたい場合のチェック用として活用できる。

基本となる記事一覧画面カテゴリ設定で複数の媒体を選んでいると、時系列で整理されて表示される。左側の色は媒体カラーだ記事一覧画面や記事詳細画面のタイトル右側にあるピンをチェックピンをチェックした記事だけ表示できる

 

 記事一覧画面のサブメニューにある「設定」では、文字サイズの変更、カテゴリ設定の変更などの項目が用意されている。文字サイズは大中小の3種類で、画像読み込みの有無、自動更新の有無も設定できる。

記事一覧画面のサブメニュー「設定」で変更できる項目文字サイズは3種類で、記事一覧画面、記事詳細画面のどちらにも反映される
文字サイズ中(Xperiaで表示)文字サイズ小(Xperiaで表示)

 

記事詳細(全文)画面

 記事タイトルを選択すると、記事の全文を閲覧できる。この記事詳細ページでは、サブメニューから「記事の共有」を選択することで、閲覧中の記事についてTwitterへの投稿やメールでの送信、リマインダ設定などが可能になっている。Twitterへの投稿では、ユーザーがAndroid端末にインストールしているTwitterクライントアプリにデータが受け渡され、それぞれのアプリから投稿する。

記事詳細(全文)ページのサブメニュー表示している記事について、Twitterへの投稿などが行えるTwitterへの投稿を選択すると、端末にインストールされているアプリを指定できる指定したアプリに投稿内容が受け渡される
メール送信機能では、本文にURLが記載されるリマインダ機能の設定画面

 

通信速度計測

 記事一覧画面のサブメニューには「通信速度計測」という項目も用意されている。ユーザーの現在地における3Gの通信速度を計測するもので、通信速度と位置情報がImpress Watchのサーバーに送信され、同社のサービス内で活用される。端末IDなどの個人を特定できる情報は収集されない。

通信速度計測の画面。3G回線の速度を計測するため、Wi-Fiに接続している場合は一度切断する。また、GPSの測位も行う計測結果の画面。データは本誌などの企画で活用される

 



(太田 亮三)

2010/7/21 19:48