レビュー

「HUAWEI nova lite」ミニレビュー(編集部関口)

“初めてのスマホ”にオススメできると思った理由

 「HUAWEI nova lite」は、2万円前後ながらオクタコアCPU、3GBメモリや指紋センサーなど充実したスペックが特徴のAndroid 7.0スマートフォンだ。「ケータイ Watch」編集部スタッフそれぞれの視点から「nova lite」をご紹介する。

編集部・関口

 軽いボディで大画面、そんな印象から始まった「nova lite」は、お手頃価格もあって、この春、売れ筋の機種だ。格安スマホらしい2万円前後のプライスだが、Android 7.0を搭載し、5.2インチディスプレイにオクタコアCPU、3GBのメモリと期待できるスペック。

 ちょっと面白いなと感じたのは、「端末管理」というプリセットアプリ。「nova lite」を快適に使うためのちょっとした機能がまとめられている。

 他社のスマホでもメモリのクリーンアップアプリなどがプリセットされていることはある。もちろん「nova lite」の端末管理にも同様の機能はあるけど、それだけじゃない。ウイルススキャンや、通信量チェック、省電力、迷惑電話のブロックといった機能がまとめられているのだ。たとえば「モバイルデータ通信」という項目から通信量をチェックすれば、格安SIMと呼ばれるMVNOのサービスを利用する際も、自分に適した料金プランがどれか判断しやすくなる。

 それぞれAndroidにあるもともとある機能だったり、あるいはサードパーティのアプリで提供されていたりして、わかっている人からすると「ふ~ん」で終わるかもしれない。でも、そうした機能が1カ所に集まって、わかりやすいUIで使えるというのが肝。最初からこういうアプリがあるのなら、初めてスマホを手にするような人にもオススメしやすいなーとあらためて感じたのだった。