レビュー
ソフトバンク「AQUOS Xx3 mini」ミニレビュー(編集部太田)
インカメの活用に注目
2017年2月17日 17:00
4.7インチディスプレイを採用するソフトバンクのシャープ製Androidスマートフォン「AQUOS Xx3 mini」が2月3日、発売された。「ケータイ Watch」編集部スタッフが体験した「AQUOS Xx3 mini」をそれぞれの視点でご紹介しよう。
編集部・太田
画面を見ていると、ボディ右上に見慣れない小さなパーツが埋め込まれていることに気が付く。これ、インカメラ専用のLEDフラッシュライトである。
屋外ではフラッシュは不要な場合も多い……と言いたいところだが、実は、晴れた屋外でもフラッシュを使うという表現手法は存在する。例えば日中のセルフィーで、日差しが強く陰影が強すぎるという場面なら、フラッシュを使うと暗部のディテールを(フラッシュ特有の質感で)出すことができ、独特のハイブリッドな絵になる。広告とかで見たことあるかも! という印象の写真になるはずだ。また多くの場合で、フラッシュにより瞳にハイライト(小さな白いツヤ)が入るのもポイント。
もちろん、夜間や室内などのセルフィーで大活躍することだろう。スポットライトが強く当たって、顔が黄色く写ってしまうという場面でも、フラッシュで光の色を“上塗り”してしまえば、失敗写真や“室内でありがちな写真”はかなり減らせる。
このインカメラ、ほかにも「見るだけ解除」というロック画面の解除方法としても利用できる。この機能は虹彩認証ではなく、眼球周辺の特徴を検出して認証するというもので、虹彩認証と比較すると簡易なものだが、画面のロック解除という場面に用途を絞っていることで、手軽に設定・利用できる。インカメラに光が差し込む場面では認証しづらいが、センサーを利用したUIと組み合わせると、ボタンに触れること無く持ち上げてからロック解除までを行える。
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