レビュー
ワイモバイル「Android One S1」ミニレビュー(編集部石井)
そつなく撮れる“優等生”カメラ
2017年3月1日 17:00
「Android One S1」がワイモバイル(Y!mobile)から2月24日に登場した。カスタマイズを最小限にとどめた“素のAndroid”に近い構成が特徴のAndroidスマートフォンだ。ケータイ Watch」編集部スタッフが体験した「Android One S1」をご紹介しよう。
編集部・石井
ボディは側面がそぎ落とされており、手のひらで包みこむようにするとしっかりホールドできる。microSD/SIMスロットはトレイ式で、ピンを使わずに取り外せるのは便利だ。SIMカードを抜いても再起動しない。
前モデル「507SH,Android One」からチップセットのランクが落とされているが、動作にひっかかりは感じない。
カメラアプリもグーグル製。ひと言で形容するなら“優等生”といったところ。植物から風景、食べ物までシャッターボタン1つ押すだけでそつなく撮影できる。薄暗い夕暮れ時もしっかり撮れるが、夜間の街頭の明かりの下ではさすがに厳しかった。
調色の傾向からか、写りは全体的に赤みが強く、シャープらしくないという印象。撮影にこだわりたい人にはAQUOSがオススメだが、とにかく簡単にきれいな写真に仕上がるのは「Android One S1」の強みだろう。