レビュー

ワイモバイル「Android One S1」ミニレビュー(編集部石井)

そつなく撮れる“優等生”カメラ

 「Android One S1」がワイモバイル(Y!mobile)から2月24日に登場した。カスタマイズを最小限にとどめた“素のAndroid”に近い構成が特徴のAndroidスマートフォンだ。ケータイ Watch」編集部スタッフが体験した「Android One S1」をご紹介しよう。

編集部・石井

 ボディは側面がそぎ落とされており、手のひらで包みこむようにするとしっかりホールドできる。microSD/SIMスロットはトレイ式で、ピンを使わずに取り外せるのは便利だ。SIMカードを抜いても再起動しない。

 前モデル「507SH,Android One」からチップセットのランクが落とされているが、動作にひっかかりは感じない。

 カメラアプリもグーグル製。ひと言で形容するなら“優等生”といったところ。植物から風景、食べ物までシャッターボタン1つ押すだけでそつなく撮影できる。薄暗い夕暮れ時もしっかり撮れるが、夜間の街頭の明かりの下ではさすがに厳しかった。

 調色の傾向からか、写りは全体的に赤みが強く、シャープらしくないという印象。撮影にこだわりたい人にはAQUOSがオススメだが、とにかく簡単にきれいな写真に仕上がるのは「Android One S1」の強みだろう。

Android One S1で撮影(加工は縮小のみ)