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ハイレゾ対応のAndroid音楽プレイヤー「AR-M20」6月17日発売

 フロンティアファクトリーは、米Acoustic Researchのハイレゾ対応オーディオプレイヤー「AR-M20」を6月17日に発売する。同社直営ストアでの価格は7万4000円(税抜)。直営ストアとAcoustic Research取扱店で予約を受け付けている。

 「AR-M20」は、Android 4.3をベースとしたオーディオプレイヤー。デジタルアナログコンバーター(DAC)に「Burr-Brown PCM5242」、ヘッドホンアンプに「Texas Instruments TPA6120A2」といったオーディオ再生用の専用回路を搭載。独自開発のミュージック再生アプリでは、Android OS標準のオーディオフレームワークを利用せず、独自のオーディオパスを利用。ハードウェア性能を活用して正確な音の再現を目指した。

 筐体は大きさ約70×136×10mm、重さ約177gと、前機種「AR-02」と比較して薄型軽量化した。ボリュームスイッチはデジタルタイプに変更されている。

 最大32bit/384kHzまでのハイレゾ音源の再生をサポート。ただし、384kHz音源は192kHzに、352.8kHz音源は176.4kHzにダウンコンバートして再生する。ファイル形式ではFLAC/ALAC/DSD64/DSD128/WAV/DXD/APE/AIFF/AAC/MP3をサポート。

 ディスプレイは5インチで、HD解像度(720×1280ドット)。チップセットはSnapdragon 400「MSM8926」(クアッドコア)、内蔵ストレージは32GBで、最大200GBのmicroSDXCの増設に対応。USB-OTG機器をサポートするmicroUSB端子を搭載。オーディオ出力端子は3.5mmステレオミニプラグ。バッテリーは3150mAhで連続再生時間は13~16時間程度。

 なお、フロンティアファクトリーでは同社直営のオンラインストアで「AR-M20」を予約した先着30名を対象に、イヤホン「Klipsch X10 Rev.1.2」をプレゼントするキャンペーンを実施している。

石井 徹