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高速、高信頼になったスマートロック新製品「danalock V2」が5月末発売

 IoT機器の輸入販売を手がけるM2モビリティーは、スマートロックの新製品「danalock V2」を5月末に発売する。デンマークのメーカーPoly Controlが開発した製品で、ドアのサムターンに取り付けることで、スマートフォンから施錠・解錠操作が行えるもの。従来製品と比較して操作の応答時間や信頼性が高まっているほか、低消費電力や高セキュリティを実現するZ-Wave対応版も合わせて用意される。対応プラットフォームはiOS 7.0以降およびAndroid 4.4以降。価格はオープン。

 「danalock V2」は、同社が2015年に発売を開始した「danalock」の後継機種。ドアのサムターンを必要に応じて加工するなどして取り付け、専用アプリをインストールしたスマートフォンとBLE(Bluetooth Low Energy)で接続、連携することで、Wi-Fiネットワークやインターネットを介したリモートからの施錠・解錠操作が行える。

 北欧のスタイリッシュな“ノルディックデザイン”によるアルミボディで、日本を含む各国で一般的に用いられている錠前に対応可能。家族らとの鍵共有機能を備え、特定の期間、曜日、時間帯のみ鍵を利用できるようにする設定もあり、柔軟に鍵管理が行えるのが特徴だ。

 今回の新製品では、従来機種よりもBLE通信時の応答速度と信頼性を向上させ、部品自体の信頼性も高まっているとしている。Bluetooth対応版だけでなく、長距離通信、低消費電力、高セキュリティ、多デバイスの同時使用を実現する無線規格Z-Wave対応バージョンも用意する。

 なお、販売方法の変更についても予告しており、従来製品はAmazon.co.jpで予約販売の形式をとっていたところ、今後は代理店を通じた販売方法に移行するとしている。

danalock V2のパッケージ
danalock V2の本体

日沼諭史