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【熊本地震】携帯各社の通信障害、22日正午の状況

 熊本地震の影響は発生から1週間以上がたった22日正午現在もまだ続いている。携帯キャリア各社の案内をまとめた。大規模な土砂崩れが起きた南阿蘇村などでは通信障害が続く。

NTTドコモ

 22日10時(第22報)の時点で、携帯電話が利用しづらいエリアは熊本県の阿蘇郡南阿蘇村と阿蘇市。これらの地域では通常の基地局よりもサービスエリアを広くした中ゾーン基地局などで一部、サービスエリアを復旧しているものの、大規模な土砂崩れなどで完全復旧には時間がかかる、という見通しに変わりはない。

KDDI

 22日8時30分の時点で、携帯電話が利用しづらいエリアは熊本県の阿蘇郡南阿蘇村。前日と比べて、阿蘇郡高森町での通信障害が解消された。引き続き、南阿蘇村では、役場周辺、長陽庁舎周辺、避難所などで移動基地局によるエリア復旧が実施されている。

ソフトバンク

 22日9時の時点で、携帯電話が利用しづらいエリアは熊本県阿蘇市、阿蘇郡南阿蘇村。熊本県の上益城郡御船町、上益城郡山都町、阿蘇郡高森町、阿蘇郡小国町、大分県玖珠郡九重町については復旧している。

ワイモバイル

 22日9時の時点で、Y!mobileブランドで提供する1.7GHz帯のサービスで影響を受けているエリアは阿蘇市と阿蘇郡南阿蘇村。菊池郡大津町は復旧した。

 Y!mobileブランドで提供するPHSサービスで影響を受けているエリアは熊本県阿蘇郡南阿蘇村。熊本県阿蘇市、阿蘇郡小国町、阿蘇郡高森町、上益城郡益城町、嘉島町、阿蘇郡西原村については復旧した。

UQコミュニケーションズ

 19日13時の時点で、UQ WiMAXで影響を受けているエリアは熊本県熊本市東区西原1丁目、阿蘇市赤水・内牧、阿蘇郡南阿蘇村一関。

関口 聖