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三菱電機、ダイヤモンドテレコムを兼松に約174億円で売却

 三菱電機は、100%子会社のダイヤモンドテレコムを、兼松の100%子会社である兼松テレコム・インベストメント(兼松テレコム)へ譲渡する契約を締結した。吸収合併の効力発生日は4月1日で、売却額は約174億円。

 ダイヤモンドテレコムは、ドコモショップなどのキャリアショップを運営する、携帯電話販売が主力事業。今回の事業譲渡により、兼松テレコムは存続会社、ダイヤモンドテレコムは消滅会社となり、兼松テレコムは4月1日付けで社名をダイヤモンドテレコムに変更する。

 三菱電機は今後、通信システム事業の経営資源を、5Gの携帯電話基地局やネットワーク事業、監視カメラ事業などに集中し、事業拡大を図るとしている。

太田 亮三