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「auスマートサポート」会員向けに「スマホで健康管理」イベント開催

スマートフォン×健康管理イベント

 KDDIは30日、「auスマートサポート」会員向けの体験イベント「スマートフォン×健康管理イベント」を開催した。サービスの一環として、会員向けに体験型イベント実施しており、今回が11回目の開催となる。東京・新宿での開催となった今回は50代~80代までの男女12名が参加した。

 前半は座学では、カメラアプリを使って写真やパノラマ写真の撮影方法を学んだ。参加者2人につきサポートスタッフが1人つく体制で進行し、参加者は熱心に撮影のコツをきいて、ビルからの景色を撮影していた。

今回の最年長は87歳。リピーターも多いという
「両手でしっかり持ってぐるっと回すように」というパノラマ撮影のコツを実践していた

 「健康管理」がテーマとなっている今回は、ウェアラブル端末を体験。「Ssmart Dynamo」という活動量計をスマートフォンに設定し、実際に運動してみて歩数や消費カロリーを確認するという流れとなっていた。

 フィットネスジムを運営するセントラルスポーツが協力しており、トレーナーの指導のもと、関節の動きを良くするトレーニングを行った。今回利用したトレーニング機器を搭載した大型バス「フィットネスエクスプレス」は、一般ユーザーの利用は初めてだという。その後、都庁周辺を散歩しながら、スマホカメラでの撮影を楽しんだ。

アプリのダウンロードやBluetoothの設定も、説明を聞きながら参加者ひとりずつ行っていた。
活動量計「Ssmart Dynamo」と管理アプリ
6台のフィットネスマシンを搭載したバス「フィットネスエクスプレス」を体験
都庁を被写体にパノラマ撮影を実践

自然と「生活コンサルタント」のようになったauスマートサポート

KDDIカスタマーサービス本部 カスタマーサービス企画部長の木村奈津子氏

 11回目となる体験講座を実施し、積極的にユーザーとの交流を図る「auスマートサポート」。KDDIカスタマーサービス本部 カスタマーサービス企画部長の木村奈津子氏は、 「最初は手探りでした」と話す。

 スマートサポートは、入会金3000円で3カ月無料、4カ月目以降は月額380円の有料会員制サポートサービス。スマートフォンに関する相談を24時間、電話で受け付けるという内容。

 電話対応は専用のコールセンターが設けられている。約60名のスタッフからなるチームが各ユーザーを担当している。ショップでは対応しきれない、他社のサービスであるGoogle PlayやApp Storeのアプリなどについての相談も受け付けるという。

 「サービスを開始してスマホを買って初期設定をしたのはいいけれど、どうすればいいのかわからないというお客様が多くて。それぞれのスタッフがお客様のライフスタイルを提案する、生活コンサルティングのようなことが自然と始まりました」(木村氏)。

 ユーザーのライフスタイルに役立つアプリなら、auが提供していないものでも積極的に提案していく。チームごとにアプリ情報を共有しているそうだ。

 イベントでは、学習と体験をセットで企画。実際にサポートを体験するスタッフが手にとって教えつつ、ユーザーがつまずく点をフィードバックして、電話やオンラインのサポートで活用している。製品企画を担当する、「プロダクト部門のスタッフが参加することもあるという。

 木村氏は「製品をなくしたり、壊れたり、使い方がわからない時のサポートは当たり前。プラスアルファで、常に寄り添って生活を便利にするようなサポートを提供していきます」と話した。

【お詫びと訂正 2015/11/02 14:20】
 初出時、auスマートサポートのサービス内容で、「専用のホームページで使い方を動画で学習できる」と記載しておりましたが、auスマートサポートのサービスとしては提供されておりません。同内容のサービスは、auユーザー向けに無料で提供されている「au動画ガイド」です。お詫びして訂正いたします。

石井 徹