ニュース

LINE、リアルタイムで現在地をシェアできる新アプリ

 LINEは、リアルタイムで位置情報を共有できる「LINE HERE」の提供を開始した。利用料は無料。iPhone、Androidで利用できる。

 「LINE HERE」は、インストールしているユーザー間で、互いの現在地を手軽にシェアできるサービス。利用する際には、LINEかFacebookのアカウント認証が必要。

 アプリ上でグループ(シェアルーム)を作成し、共有したい相手に、LINE、Facebookなどを通じて招待URLを送り、相手が承諾すると互いのアイコンが地図上に表示される。ユーザーが移動すると、地図上のアイコンも移動する。同社では、待ち合わせなどで、お互いの場所を確認しやすくなる、と説明。

 また自宅や学校、会社など目標地点を検索して設定できる。1つのグループで最大20カ所までの設定が可能。グループのメンバーがそうした地点に近づいたり離れたりすると通知するよう設定することもできる。たとえば、子供が塾に到着したら親のスマートフォンに通知したり、高齢者が自宅から外出したら通知したり、といった使い方が可能になる。

 現在地の共有を一定時間だけにするよう、グループごとにタイマーを設定できる。タイマーは基本設定が2時間で、最大24時間まで1時間単位で変更できる。Wi-Fiや3G/LTE回線で通信できる環境であれば、国内外を問わず、位置情報を共有できる。

関口 聖