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モーションセンサー搭載のスポーツイヤホン「JABRA SPORT COACH WIRELESS」

アプリと日本語音声コーチングでクロストレーニングを支援

 GNネットコムジャパンは、「Jabra」ブランドのBluetoothイヤホンとして、モーションセンサーを内蔵し、スマートフォンアプリと連携してトレーニングを支援する「JABRA SPORT COACH WIRELESS」を8月7日に発売する。価格はオープン価格で、販売予想価格は2万4800円。トレーニングに利用するアプリは無料で、iOS、Androidに対応している。

「JABRA SPORT COACH WIRELESS」

 「JABRA SPORT COACH WIRELESS」(以下SPORT COACH)は、同ブランドですでに発売されている心拍数モニターを内蔵した「SPORT PULSE」に続く、本格的なスポーツモデル。「SPORT PULSE」は心拍数の計測によりランニングなど屋外での運動を対象にしていたのに対し、今回発売の「SPORT COACH」はモーションセンサーで動きを計測し、主に屋内でのクロストレーニングなどに最適化されている。なお、耐衝撃・防塵防滴性能、音楽再生機能、通話機能は継承されている。

 スマートフォンアプリは、「SPORT PULSE」と同様に、無料の「Jabra Sports Life」を利用。トレーニングのペース、歩数、カロリー消費、スマートフォンのGPSによる移動ルートなどを確認できる。

 「Jabra Sports Life」では、事前にトレーニングメニューを設定すれば、メニューに沿った日本語の音声コーチングを受けることができる。トレーニングメニューは50種類以上が用意されており、メニューを回数や秒数でさまざまに組み合わせたオリジナルのトレーニングプランを作成することも可能。

 音楽アプリ「Jabra Sound」は、Dolbyサウンドによる臨場感のある再生が可能で、音楽を再生しながらトレーニングを行える。

 なお、「Endomondo」「RunKeeper」「STRAVA」「MapMyFitness」「runtastic」の各アプリでも「SPORT COACH」が計測するデータを利用できる。

 「SPORT COACH」はBluetooth 4.0に対応。対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCP。TrackFitモーションセンサーを内蔵するほか、NFCによる簡単なペアリング、日本語音声ガイダンス、日本語音声コーチングが可能。2台の同時接続と待受が可能。連続待機時間は最大台約10日間、連続使用時間は約5.5時間。充電はUSB。

 ケーブル長は60cmで、重さは約16g。ボディカラーはブルー、レッド、イエローの3色。

 8月6日には都内で記者向けに発表会が開催され、GNネットコムジャパン マーケティング担当の小川真由美氏は「アプリは50種類以上のメニューが用意され、初心者から上級者まですべてのレベルの人に使ってもらえる。アプリと組み合わせることで最大の効果を発揮する」と、本格的にトレーニングに取り組むユーザーにも対応することをアピールした。

 会場にはスポーツクラブ「ゴールドジム」所属のプロボディビルダー、佐藤貴規選手が登場、「SPORT COACH」を装着し、音声コーチングを受けながらトレーニングメニューを(軽々と)こなしていく様子も披露された。

佐藤貴規選手による「SPORT COACH」のトレーニングデモ

佐藤貴規選手と「JABRA SPORT COACH WIRELESS」

太田 亮三