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初代「AQUOS K」向けに無料通話付き+ダブル定額の新料金プラン追加

 KDDI、沖縄セルラーは、折りたたみ型のフィーチャーフォンのような使い勝手で提供している、LTE対応の端末「AQUOS K SHF31」向けに、安価な基本料と無料通話分、ダブル定額で構成する料金プラン「LTEプランS」を追加し、提供を開始した。利用料の合計の目安は月額1798円~5498円。

 「LTEプランS」の基本使用料は、「誰でも割」を適用すると月額998円(税抜、以下同)。無料通話分1100円分(27分に相当)が含まれる。通話料は30秒あたり20円。

 LTEダブル定額は月額500~4200円で、LTE NET使用料が月額300円。

 これらにより、通話料が無料分に収まる場合、「LTEプランS」を利用する際の合計は月額1798円~5498円になる。

 LTEダブル定額は、10MBまでは月額500円に収まり、以降は1KBあたり0.02円で、月額4200円が上限になる。月間の通信量が2GBを超えると通信速度は月末まで128kbpsに制限される。

「AQUOS K SHF31」

 追加される料金プランは、5月14日に発表されていたもの。当初は7月下旬に提供予定としていたが、前倒しで提供されることになった。

 「AQUOS K SHF31」は、OSにAndroidを採用しながら、フィーチャーフォンの使い勝手を継承した端末。2015年2月に発売された「AQUOS K」シリーズの初代にあたるモデルで、これまでの料金プランでは、無料通話分が無くLTEフラットと組み合わせる「LTEプラン」や、スマートフォン向けのプランが提供されてきた。

 一方、2代目にあたる「AQUOS K SHF32」(7月中旬発売予定)の発表時には、「LTEプランS」などの、従来のフィーチャーフォン向けと同じタイプの料金プランも提供すると発表され、同時に初代の「AQUOS K SHF31」向けにも「LTEプランS」を提供すると発表されていた。

太田 亮三