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2つのレンズを持つカメラで新発想の写真撮影を実現したhonor6 Plus

 ファーウェイが6月中旬に日本で発売するAndroidスマートフォン「honor6 Plus」は、背面に2つのカメラを搭載した「ダブルレンズカメラ」が特徴。本記事では、20日の発表会で放映されたhonor6 Plusのカメラ機能の公式解説映像を通して、その特徴をご紹介しよう。

 honor6 Plusでは、背面に約800万画素のカメラユニットを2つ搭載している。それぞれのカメラで撮影した画像を合成し、超解像処理にすることにより、1300万画素相当での撮影を実現したという。

 カメラのオートフォーカスでは、2つのカメラの情報の差から被写体深度を計測するステレオ法により、約0.1秒でのピント合わせが可能としている。

 また、ステレオ法で得られた被写体深度情報を応用して、F0.95~F16のレンズ絞り値をソフトウェア的に再現する「デジタル絞り」機能を搭載している。カメラアプリでは「ワイドアパーチャ撮影」として、70mmから無限遠までピントを自由に設定した写真が撮影できる。撮影後に、「再ピント合わせ」と「デジタル絞り調整」も可能。

 高感度撮影においては、ダブルレンズ処理によって、一般的なスマホカメラより60%程度の感光度を高くして撮影ができるという。また、「スーパーナイトモード」では、2つのカメラで長時間露光したデータにマルチフレームノイズ除去と画像合成技術を組み合わせることによって、ノイズの少ない綺麗な夜景写真として仕上げる。

 HDR撮影では、2つのカメラで異なる露出条件を設定して撮影し、合成することで、一般的なスマホでのHDR撮影でありがちな、影の部分の黒潰れなどを排除することができるとしている。

 紹介映像は以下より。

「honor6 Plus カメラ機能紹介ムービー」(YouTube)

石井 徹