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BIGLOBE、ウェアラブルデバイス「cocolis」をMWCに出品
（2015/2/25 16:02）
BIGLOBEは、3月2日からスペイン・バルセロナで開催される通信関連の展示会「Mobile World Congress（MWC） 2015」に開発中のウェアラブルデバイス「cocolis」（ここりす）を参考出品すると発表した。
cocolisは、1.6インチ、220×176ピクセルのタッチパネルディスプレイを装備した小型のウェアラブルデバイス。OSはAndroid 4.2で、1.3GHzのデュアルコアCPU、1GBのメモリ、4GBのストレージを搭載する。SIMカード（nanoSIM）を装着することで3Gによる音声通話やデータ通信が可能なほか、無線LAN（IEEE802.11b/g）、Bluetooth 4.0、GPSにも対応する。防水・防塵性能も備えている。バッテリー容量は620mAhで、待受時間は現状で3日程度（アプリ未使用の状態での参考値）とされる。コアモジュールの大きさは47×41×15.6mm、重さは約37g。
同社では、これまでにも各種イベントで同端末を披露してきたが、MWCでは子供の利用を想定し、保護者のスマートフォンアプリと連携し、働く女性を支援する親子コミュニケーションサービスのデモを行うという。子供向けのほかにも、流通や医療、小売りなどの業務用途への応用も可能とされている。
MVNO事業を展開するBIGLOBEだけに、SIMカードをバンドルする形での提供が予想されるが、同社によれば、cocolisの発売時期や提供形態については、今のところ未定。同端末の開発者ブログを公開するなどして、さまざまなジャンルでの活用を呼び掛けていく。