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ソフトバンクとワイモバイル、発信者番号のなりすまし対策を完了
(2014/10/27 19:52)
ソフトバンクモバイルは、電話がかかってきた際に表示される、発信者番号が偽装されないための対策の強化が11月末にも完了すると発表した。同じくワイモバイルも同時期に偽装対策の強化が完了する。
国内の電話サービスは、2005年にTCA(電気通信事業者協会)が定めたガイドライン(内容は非公開)にあわせて、発信者番号の偽装表示対策が採り入れられている。ソフトバンクでは今年5月、海外経由の着信で偽装が疑われる場合、これまでも番号を非表示としてきたが、偽装が疑われる条件を厳しくするといった対策を実施すると発表しており、今回、対策強化の完了時期が11月末になることが明らかにされた。同時期にワイモバイルでの対策も強化される。
最近では、LINEの通話サービス「LINE電話」が、海外経由と見られる形で、割安な通話料のサービスを実現する一方で、NTTドコモ宛の通話では番号非通知、auやソフトバンクモバイル宛では番号が表示される形となっていた。ソフトバンクモバイルによれば、LINE電話から電話がかかってくると、11月末までは発信者番号が表示されるケースとされないケースが混在するものの、対策完了の11月末以降は、発信者番号が非表示となる。