ニュース
西武ライオンズ、球場内にいながら楽しめる実況解説付きマルチビュー映像
NTTと協業したトライアル、14~15日の西武ドームで実施
(2014/9/8 18:22)
西武ライオンズ、NTT、NTTぷらら、NTTBPの4社は、西武ドームの来場者向けに、複数のアングルの映像と、解説者による実況を配信する「マルチビュー映像配信サービス」のトライアルを14日、15日の試合で実施する。14日と15日の、西武ドームの来場者であれば、手持ちのスマートフォン・タブレットで、無料で利用できる。
今回トライアルを実施する「マルチビュー映像配信サービス」は、球場内に設置された複数台のカメラで様々なアングルから撮影された映像を、利用者が自由に選択して楽しむことができる。たとえば、一塁側と三塁側に設置されたカメラでは、ピッチャーやバッターにフォーカスした映像。バックネット裏上段に設置されたカメラでは、走塁や守備位置を俯瞰することのできる映像を見ることができる。このほか、テレビ中継と同じ内容の映像や、実況解説者の映像など、球場内にいながらにして、さまざまな角度から楽しむことができる。
また元プロ野球選手、星野智樹氏、阿部真宏氏による実況解説も、映像と共に楽しめる。ライブ映像だけではなく、リプレイ動画の視聴も可能。
西武ドームではこれまで、来場者向けに公衆無線LANサービス「Lions Wi-Fi」(SSID:Lions_Wi-Fi)の提供や、クイズやゲームなどのコンテンツ配信を行ってきた。西武ライオンズは、「マルチビュー映像配信サービス」のトライアルにより、利用者の評価や技術検証を行い、今後は新たなサービスとして展開していくことで、スタジアムの価値向上を図っていくとしている。