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CDへの書き出しやロスレス圧縮など、「CDレコ」の専用アプリがアップデート

 アイ・オー・データ機器は、音楽CDを直接スマートフォンに取り込めるCDドライブ「CDレコ」の専用アプリにおいて、新機能追加のためのアップデートを開始した。対応OSは、Android 4.1以降。

CDレコ

 「CDレコ」は、AndroidスマートフォンをUSBケーブルで接続し、パソコンなどを使わず、音楽CDの楽曲を直接スマートフォンに取り込めるというもの。今回のアップデートにより、新たな機能が追加され、CDへの書き出しや、アルバムジャケットの自動取得などができるようになった。

 「CDへの書き出し」機能では、スマートフォンに取り込んだ楽曲をCDに書き出すことができる。別々のアルバムに入った曲を組み合わせて、自分だけのベストアルバムを作り、カーオーディオなどで楽しめるという。CDに書き出した楽曲の音量は平均化されるため、音量がバラつく心配もない。書き出す際は、音楽用CD-R/RWを利用する。

 曲情報の自動取得機能もバージョンアップした。iTunesやAmazonなどの音楽サービスで使用されている「Gracenote MusicID」から曲情報を取得するため、1億8000万曲に対応する。ジャケット写真も自動で反映されるが、ユーザー自ら撮影した画像をジャケットに設定することも可能。

 このほか、CDからスマートフォンに取り込んだ楽曲の保存先を指定できるようになり、microSDカードへの保存も可能になった。CD音源そのままの音質で取り込める「FLAC Level5(ロスレス圧縮)」形式にも対応した。従来から提供されているAACファイルは、3段階の取り込み音質(256、128、96kbps)に加え、さらに320kbpsが選択可能になった。

西村 夢音