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携帯・固定・PCの通話が1台でできるヘッドセット「Jabra MOTION OFFICE」

 GNネットコムジャパンは、「Jabra」ブランドで展開するヘッドセットにカラー液晶タッチパネル搭載の「Jabra MOTION OFFICE」と、Microsoft Lync認証の「Jabra MOTION OFFICE MS」を6月4日に発売する。価格はいずれも5万2000円(税抜)。

Jabra MOTION OFFICE

 「Jabra MOTION OFFICE」は、ベースユニットに2.4インチのカラー液晶タッチパネルを搭載したBluetoothヘッドセットで、Jabra MOTIONシリーズの最上位機種と位置づけている。携帯電話、固定電話、パソコンの3つの端末が接続可能で、まとめてこの1台で利用できる。携帯電話とパソコンはBluetooth接続かmicroUSBで接続する。固定電話はモジューラーコードで接続する。

 電話がかかってくるとタッチパネルを操作して通話が開始されるほか、ヘッドセット本体に搭載されたモーションセンサーが、持ち上げた動作を感知することで通話を開始することもできる。固定電話の場合は、受話器を上げる動作が必要になるが、オプションの「Jabra GN1000 RHL」を利用することでヘッドセットのボタンを押してリモートで受話器の上げ下げが可能になる。

 2013年に発売した「Jabra MOTION UC」をヘッドセット本体に導入しており、NFCを使ってスマホとBluetoothのペアリングができる。ノイズキャンセル機能と自動音量調整機能が向上され、よりよい音質で通話ができるようになった。

GNネットコムジャパン代表取締役社長の安藤靖氏

 都内で行われた同製品の発表会で、GNネットコムジャパン代表取締役社長の安藤靖氏は、ビジネスでの国内トレンドともいえるBYODと、グローバルでのトレンドであるオフィスのフリーアドレス化について説明した。ワークスタイルの多様化が進む中において、UC環境をサポートするJabra製品の利便性をアピールした。

川崎 絵美