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知育コンテンツなどを提供する「dキッズ」

 NTTドコモは、子供向けのコンテンツを提供するサービス「dキッズ」を11月29日より提供する。利用料は月額390円。ドコモのAndroid 4.0以上のスマートフォン、タブレットで利用できる。

 dキッズは、ぬりえや絵本、図鑑など子供向けの知育コンテンツを提供するサービス。幼児~小学校低学年向けコンテンツが用意される。利用時間を制限する「キッズモード」(ホームアプリ)では利用できるコンテンツを制限することもできる。

 ぬりえを使うコンテンツ「とびだす☆おえかき」は、専用の絵柄に色を塗って、アプリで認識、3Dアニメで楽しめるというもの。たとえば、パトカーの絵柄に色を塗ってアプリ上からカメラを起動して読み取ると、子供が塗った色のパトカーが画面上に登場し、道路の上を走る、という一連の流れを楽しめる。画像認識を使って、子供のぬりえ画面狭しと動き回るのは、子供だけではなく大人の目もひくユニークな仕上がりだ。

 マルチデバイス対応で、当初はAndroid 4.0以上のドコモのスマートフォン、タブレットで利用できる。Wi-Fi対応のdtabも対応機種に含まれる。iPhoneは2013年度中に対応予定。ドコモ以外の端末については、今後対応する予定。

 子供向けのアプリは無料のものを含め、数多く存在するが、月額390円で、小学館の図鑑や絵本(当初100冊で順次拡大)をまとめて利用できることが「dキッズ」のメリットの1つになるという。

関口 聖