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4月の国内メーカー端末出荷数、過去最低に

 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、2013年4月の国内メーカーにおける携帯電話出荷台数を発表した。

 2013年4月の国内メーカーによる出荷台数は100万台で、前年同月比57.5%、12カ月連続で前年割れが続いている。このうちスマートフォンは33万4000台、前年同月比46.4%で、2カ月連続の前年割れ。海外メーカーとの競争や、夏モデルの発売を控えた買い控えなどで国内メーカーのスマートフォンの出荷台数は大幅に減少し、全体の出荷数にも影響が及んだ。この統計には、Appleやサムスン電子など海外メーカーは含まれていない。

 なお、単月の出荷台数100万台は、2008年10月の108万台を下回り、JEITAが公表している2003年4月以降で最低の出荷台数となった。

 2013年4月の100万台の出荷のうち、携帯電話・スマートフォンは85万8000台で前年同月比52%、PHSは14万2000台、前年同月比157.4%となっている。

太田 亮三