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フジテレビ、スマホ/テレビの連動アプリとシステムを開発

 フジテレビジョンは、放送と連動してスマートフォンやタブレットに関連コンテンツを表示できるようにしたアプリ「メディアトリガー」と、配信システム「SmartSynchroCast(スマート シンクロ キャスト)」を開発した。

 「メディアトリガー」「SmartSynchroCast」は、テレビ番組を視聴しながら、スマートフォンやタブレットが利用されていることに着目して開発されたもの。指定した時刻になるとコンテンツを表示する「時刻トリガー」、任意のタイミングでコンテンツを表示する「通信トリガー」、テレビの音声をきっかけにコンテンツを表示する「音響トリガー」、テレビの映像に対応して視聴者がアクションを起こしてコンテンツを取得する「映像トリガー」と4つの仕掛けが搭載されている。

 これらの仕組みを使うことで、出演者情報や店舗のクーポンなど番組に関連した情報を視聴者に届けられる。既にTOKYO MX、テレビ静岡、テレビ新広島、テレビ西日本などで番組に利用する計画が進められるとのことで、6月12日~14日に幕張メッセで開催される展示会「IMC TOKYO 2013」では実際に放送された番組も含めて展示される。

関口 聖