ニュース
ドコモ、2013年夏モデルを発表
(2013/5/15 11:20)
操作しやすいスマホへ
今回は、フィーチャーフォンからの乗り換え、そしてスマートフォンからスマートフォンへの機種変更に向けて用意されたラインナップとなり、快適性や使いやすさの向上を目指した機種が揃えられた。
iモード端末からの乗り換えでも利用しやすいよう、新たなホームアプリ「シンプルUI」を搭載する機種が2機種用意されるほか、ユーザーの操作を補助する「ホバー機能」として、画面に触れる前にユーザーの行動をアシストする仕組みが一部機種で導入されている。
スマートフォンの操作に慣れていないユーザーでも最新のAndroidを今後利用できるよう、これまでパソコンかWi-Fi経由でしか実施できなかったOSのバージョンアップは、今夏モデルから3G、LTE経由での更新が可能になる。なお3G/LTE経由で更新する際のパケット通信量は、通常のパケット通信と同じように扱われる見込み。
このほか、スマートフォンのディスプレイサイズも5インチクラス、4インチなどバラエティ豊かに揃えられた。NOTTV関連では、リアルタイム放送の番組を録画できるようになる。対応機種はAndroid 4.2搭載端末となっており、発売当初はAndroid 4.1の「Xperia A」は8月~9月を目処に行われるOSバージョンアップを実施した後で、NOTTVで録画できるようになる。
共通する仕様
11機種に共通する仕様として、クアッドコアCPUおよび2GBのメモリを搭載する。ストレージは、らくらくスマートフォン2が8GBで、その他の機種は全て32GB以上。らくらくスマートフォン2以外は全てNOTTV対応となる。
通信関連では、LTEの対応周波数は、2GHz帯、1.5GHz帯、800MHz帯の3つの周波数が全機種でサポートされている。NFCも全機種でサポートされ、Wi-Fiで最新規格のIEEE 802.11acに対応する機種が8機種(Xperia A、ELUGA P、Optimus itの3機種が非対応)となる。
バッテリーの大容量化が図られる一方、省電力化、急速充電機能なども拡充されている。ドコモでは、メールの送受信やアプリの利用などを行う“実利用時間”として45時間以上、動作することを目指してスマートフォンを開発したとのこと。
今回のラインナップのうち、「GALAXY S4 SC-04E」「Xperia A SO-04E」の2機種は“ドコモのツートップ”と位置付けられている。
このほか、これまでの「NEXT」「with」などの分類が今回撤廃される。今後は「ドコモスマートフォン」「ドコモタブレット」となるほか、iモード端末は「ドコモケータイ」、子供向けモデルは「ドコモ キッズ・ジュニア」、シニア向けが「ドコモ らくらくホン」となる。