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Androidに手書きノートアプリ「Note Anytime」β版、「mazec2」も

Androidに手書きノートアプリ「Note Anytime」β版、「mazec2」も

 MetaMoJiは、手書き入力できるノートアプリ「Note Anytime(ノート・エニイタイム)」のAndroid版の提供を開始した。まずはβ版として提供される。あわせて手書き入力対応の日本語変換エンジン「mazec(マゼック)2」のβ版もAndroid向けに提供される。4月30日までβ版は利用できる。正式版は4月中に提供される予定。

 「Note Anytime」は、テキストや写真などを自由に配置して編集し、手書き入力も可能なアプリ。Android 4.0以降で利用できる。「紙と鉛筆を進化させたデジタルノート」と位置付けられ、これまでiPad版、Windows 8/RT版、iPhone版が順次提供されてきた。

 Android版では、他のプラットフォーム向けと同じ機能が用意され、プラットフォームの垣根を越えて同じ操作感で利用できる。主な機能は、最大2500倍まで拡大できる手書き編集機能、カリグラフィーペン、PDFの読み込みとPDFへの注釈(アノテーション)など。SNSとの連携機能もある。また、製品版の登場までに、MetaMoJiのクラウドサービス「デジタル・キャビネット」にデータを保存できる機能が用意される。

 「Note Anytime」自体は正式版でも無料。正式版では、カラーでの入力のうち、24色は無料だが、オプションの一部カラーはインク量を追加購入する形となる。

 一方、「mazec2」は、手書き入力対応の日本語変換エンジン。これまで提供されてきた「mazec」と比べて、ユーザーインターフェイスが刷新され、「Note Anytime」での文字入力でも利用できるようになっている。「mazec2」で入力する際には、筆跡そのままで入力できる「書き流し入力」、入力後にテキストへ変換する「後から変換」などが利用できる。

関口 聖