REGZA Phone T-01DがAndroid 4.0に、SH-11Cはソフト更新


 NTTドコモは、富士通製のスマートフォン「REGZA Phone T-01D」をAndroid 4.0にバージョンアップするソフトウェア更新の提供を開始した。また、シャープ製のフィーチャーフォン「SH-11C」にも、不具合を修正するソフトウェア更新の提供が開始された。

「REGZA Phone T-01D」をAndroid 4.0に

 「REGZA Phone T-01D」は、Android 4.0へのバージョンアップに伴い、OSの標準的な機能としてフェイスアンロックやスクリーンキャプチャー、ホーム画面においてショートカットを重ねるだけでフォルダを作れる機能、ロック画面からカメラを起動できる機能などが搭載される。

 独自の省電力機能「NX!エコ」が新たに追加され、時間帯ごとに設定を自動切替できるようになる。ステータス通知パネルの順番を変更できるようになり、カメラアプリはパノラマ撮影に対応。「Wi-Fi Direct」がサポートされ、不要なプリインストールアプリは無効化が選べるようになる。プリインストールアプリとして「iコンシェル」「SDカードバックアップ」が追加され、Gmailやブックマークなどのウィジェットが利用できるようになる。

 更新は本体のみでWi-Fiを利用して更新する方法と、パソコンを利用しmicroSDカード経由で更新する方法の2種類が用意される。更新にかかる時間は最大約55分。更新時には、更新方法にかかわらずmicroSDカードを本体に装着する必要があり、1.5GB以上の空きが必要。また、本体メモリにも約50MB以上の空きが必要。更新中はほかの機能を利用できない。更新後、一部の設定は初期化される。更新後のビルド番号は「V09R40A」となる。


「REGZA Phone T-01D」

 

「SH-11C」

 「SH-11C」で明らかにされた不具合は、メール作成時に文字入力のカーソルが非表示になる場合があるというもの。更新にかかる時間は最大約6分で、初期設定では午前3時に自動的に更新される。更新中はほかの機能を利用できない。


「SH-11C」

 




(太田 亮三)

2012/11/5 13:05