au、4G LTEユーザー向け国際ローミングエリアを拡充


 KDDI、沖縄セルラーは、海外パケット定額サービスにおいて、「4G LTE」のユーザーが利用できるエリアを11月1日より拡大する。

 「4G LTE」を契約するユーザーが海外ダブル定額を利用できるエリアには、新たに中央アフリカ、スリナム、フランス領ギアナ、グアデルーペ、マルティニークが追加される。これにより、「4G LTE」のユーザーが海外ダブル定額を利用できるエリアは、141の国と地域に拡大された。

 通信方式としてのLTEは、現在のことろ国際ローミングに対応していない。このため現地での通信方式は3Gまたは2Gとなる。今回拡大されたエリアを含めて、auのLTEスマートフォンでは接続事業者の自動判別に対応し、定額対象の通信事業者については自動的に接続する。

 加えて、手動で事業者を選択した場合は、無料のSMSが届き、その事業者が海外ダブル定額の対象事業者かどうかが判別できるようになる機能も提供される。この通知では、現在いる国や地域に、定額対象の事業者が存在しているかどうかも分かるようになっている。SMSでこの通知を受けられる機種は、iPhone 5、GALAXY S III Progre、ARROWS ef、Optimus G、G'zOne TYPE-L。

 




(太田 亮三)

2012/10/31 18:32