7インチタブレット「edenTAB」、SIMカード同梱版が登場


 Mobile In Styleは、7インチディスプレイのAndroidタブレット「edenTAB」の3G+Wi-Fiモデルに、3G回線契約のSIMカードをセットにしたモデルの販売を開始した。NTTドコモのFOMAネットワークを利用する。

 「edenTAB」は、キングソフトの子会社であるMobile In Styleと、キングソフト会長が設立した中国の小米科技(Xiaomi)が共同開発したAndroidタブレット。3G対応版は既に提供されていたが、今回、3G回線がセットになった商品がMobile In Styleから提供されることになった。

 1.2GHz駆動のデュアルコアCPU(サムスンS5PC210)や1GBのメモリ、16GBのストレージを搭載する。ディスプレイは7インチ、1280×800ドット。Android 2.3搭載だが、Android 4.0へのアップデータが提供される予定。オリジナルマーケットの「Tapnowマーケット」が利用できるほか、Google Playも利用できる。大きさは199×118.8×10.4mm、重さは338g。

 Mobile In StyleのWebサイトで販売され、販売価格は月額利用料のみ(初期費用3150円、ユニバーサルサービス料は別途必要)で案内されている。支払方法はクレジットカードのみ。

 3G回線はMobile In StyleがMVNO(仮想移動体通信事業者)として、ドコモのFOMAネットワークを利用して提供する。通信速度や月額料金が異なる2つのプランが用意されており、月額4580円の「スタンダードプラン」は、下り最大7.2Mbpsで通信できる。利用開始月から24カ月の間に解約すると、利用期間に応じた解除料がかかる。たとえば契約初月に解約すると解除料は4万4800円、12カ月目では2万8850円かかる。なお国際ローミングには非対応で、音声通話も利用できない。

 もう一方は、月額2480円で、下り最大128kbpsの「おてがるプラン」。利用開始月から24カ月の間に解約すると、利用期間に応じた解除料がかかる。解除料は「スタンダードプラン」と同等となる。国際ローミング、音声通話は利用できない。




(関口 聖)

2012/8/22 13:14