ATOK for Androidにタブレット向けキーボードを追加した最新版


 ジャストシステムは、Android向けの日本語入力システム「ATOK for Android」の最新版「ver 1.3.0」の配信を開始した。Google Playからダウンロードできる。利用料は1ダウンロード1500円。月額300円の「ATOK Passport」のユーザーも利用できる。auのスマートフォンでは「auスマートパス」の対象。

 今回配信された最新版の「ATOK for Android」では、タブレットでの表示に最適化した入力用キーボードを表示可能になった。設定画面で機能を有効にすることにより、QWERTY配列のキーボードは左右に2分割して表示でき、タブレットを持った両手でそのまま入力しやすくなった。また、テンキー配列の表示では、左右どちらかに寄せて表示でき、片手で入力しやすくなっている。

 いずれのキーボード表示も高さの調節が可能で、キーを好みのサイズに変更できる。縦画面でも同様のカスタマイズが可能。また、キーボードの表示を画面最下部から切り離すことも可能になっている。

 ジャストシステムではまた、「ATOK PassportでまるごとATOK! 3カ月無料キャンペーン」を実施する。期間は7月3日~8月3日で、期間中に「ATOK for Androidお試し版」をダウンロードして利用し、新規で「ATOK Passport」に申し込むと、最大3カ月間ATOK Passportの利用料が無料になる。キャンペーンにはAndroid端末から申し込む。


QWERTYキーボードの左右分割表示
QWERTYキーボードのサイズを大きくしたところ。キーボード上部のバーをスライドさせ任意のサイズに変更できる
テンキー表示で右側に寄せて表示
テンキー表示を左側に寄せて表示。上部のバーでサイズを変更できる
設定画面

 




(太田 亮三)

2012/7/3 15:42